2019-12-18

 5時に起きるべく寝たのだが、気になるのか妙な時間に目が覚める。もう一度寝て、5時の目覚ましで何とか起床。今日は出張。関東方面。
 普段なら伊丹から飛行機を選びたい所だけど、出張が決まった時点で伊丹-羽田の空きを見たら朝の時間帯は安い運賃が全く残っていなかった。伊丹-羽田、供給を絞っているのか、値段が高止まりする傾向がある。
 仕方ないが半分で今日は京都から新幹線。そうすると起きるのが1時間遅くてよい。朝の一時間は大きく、少しでも寝ていたかったのが残りの半分である。6時前に家を出る。昨日の雨が残っているが、傘を差す程ではない。

 朝の気配をまるで感じない膳所の街を駅まで歩く。膳所駅前、ちょうど両方の京阪電車が来るところ。


 その電車を眺めてから東海道線の構内へ。いったん下り電車で京都に向かう。トンネル二つ。京都に着いてもまだ夜の続き。

 朝は来ていないが新幹線は通勤電車みたいにたくさん走っている。東海道線の上り電車より多いではないか。そのうちの1本。

 204Aに乗る。X55編成がやってきた。2人掛けの窓側が取れている。飛行機は満席だったが、新幹線はギリギリに予約する人が多いのか、席は選びたい放題だった。
 少し寝ようかとも思うものの、寝付けないまま名古屋に着く。7時を過ぎてだいぶ利用しやすい時間。ACDE席がほぼ埋まり、8割の乗車になった。隣も人が来る。いつの間にかひじ掛けを取られ、足を組まれて眠り込んでいる。帰りはグリーン車にしようと心に誓う。
 小田原を過ぎて相模川を渡ると家がびっしり並ぶようになった。久しぶりに見る東京近郊住宅地は窮屈な事この上無い。近江に2年目。関東の後継に違和感を感じるようなった。
 東京駅8:43。この電車では無理だが、始発の新幹線なら本社に定時出社できる。今日は本社ではなく客先なので、そのまま先へ。秋葉原から北関東へ向かう。途中、霧が濃くなる。先の見えない天気だが、全線高架、踏切なしの鉄道は強い。遅れることなく筑波山の麓へ。
 客先に行き先日納めた調整中の設備の面倒を見る。一日暖かいという予報だったが暖房の効いていない建屋は冷え込んでいる。風邪をひきそうになる。
 完全に終わった訳ではないが、課題がいくつか分かって夕方。今日は帰る。駅まで戻ると日暮れの時刻。どこかで温かい駅そばか何かを食べたい。遠回りして我孫子弥生軒に寄りたくなる。
 一気に暗くなる空を眺めながら都内に戻る。何となく北千住下車。ここから東京直通に乗り換えができる。秋葉原の地下深くから乗り換えるよりは楽だ。するとJR構内、ホームに立ち食い蕎麦のスタンドがある。これはありがたい。品川直通を見捨てて蕎麦屋に。

 弥生軒に感化されたのか唐揚げ蕎麦がメニューにあった。値段は破格、¥390。思いがけない拾い物。
 常磐線、もう一本後も品川行きだった。東京駅に17時半過ぎ。東海道線の9番ホームに降り立つ。

 来年三月で退くことになった251系のスーパービュー踊り子

 最近聞かなくなった、そもそもオリジナルのリゾート21はずいぶん前に撤退したようなリゾート踊り子の乗車位置案内。こんなものが気になるようになった、って事は葬送鉄の季節なのだろうなぁ。
 先程、北千住で駅そばを食べたばかりだが、新幹線の改札に入る前につい駅弁売り場を覗く。がっつりしたものを食べる気はないが、大船軒と東海軒のサンドイッチが並んで売っている様子に心意気を感じて1つ。あとは森駅の名物、いかめしの姿にうっかり1つ。合計二つ。おかしいなぁ、こんなはずじゃなかったけどなぁと思いつつ

 30分待って、ひかりのグリーン車にする。幸いエクスプレス予約のポイントが溜まっている。朝の誓いを実行する。

 まぁのぞみに乗った方が1時間ぐらい早いのだけどね。
 間もなく

 525AとなるX62編成がやってくる。折り返しの清掃の様子を眺めてから車内へ。グリーン車は極めつけに空いている。普通車でも余裕があったかもしれないけど、まぁいいや。

 早速、ビアホールひかり。3時間で2本で済めば大人しいが、途中、静岡と浜松で後続ののぞみに抜かれる間に補充することになるのだろう。そして先程手に入れた軽食をいただく。

【今日の駅弁】サンドイッチ 株式会社東海軒 ¥360


 サンドイッチが非日常だった頃の残滓。

 中身は卵とハムが仲良く並ぶ。パンがふんわりしていて、コンビニサンドイッチとは一線を画すのは立派。

【今日の駅弁】いかめし 株式会社いかめし阿部商店 ¥780


 衝動買いしちゃったけど、いかめし、¥780になったんだ、というのが正直な感想。
 最初に買ったのは急行ニセコに乗った時。森駅停車時に売り子がいて、つい窓を開けてお買い上げ。窓の空く急行ニセコ、なんていつの時代だ、と問われそうだ。定期列車の急行ニセコは最後は14系だったし、旧型客車のニセコは1981年まで。さすがにそんな時期に乗ったことはない。自分が乗ったのは1990年。夏期のみ走っていたキハ56とキハ27の急行ニセコだ。
 話が脱線したが、当時のいかめし、値段は¥410だったと思う。400円だったのが消費税3%の端数切捨てで410円だったかな。とにかく、安い駅弁の代表という印象が強い。
 それがイカの不漁で値上げが続いてこの値段。何時値上がったと思ったらこんな記事を見つけた。

www.sankei.com

 ¥780でも駅弁としては高くはないが、安くはない。まぁ事情を考えれば仕方ないとは思うけど。

 でも久しぶりに食べるいかめしは美味であった。新幹線の中で十二分に幸せに浸れた。
 幸せついでに2本買ってあったビールを飲み干してしまう。まだ新横浜を出た所、先が長い。

 結局車内販売から買い足し。予想通りだがペースが早い。ビール3本。間違いなく体重に影響するが、だんだん気が大きくなる。京王線恥辱に集中しなくてもいいし。

 静岡でさらに買い足し。静岡麦酒を3本。2本は持ち帰り。そろそろペースを落として後半戦。
 京都に着くと21時前。東京-新大阪3時間10分の頃みたいだ。
 東海道線に乗換。

 夕方、ダイヤが乱れていたみたい。アプリのプッシュが夕方、たくさん来ていた。この時間、なぜか関空からの特急はるかだけが遅れている。そんな訳で特に影響はうけずに自宅まで。
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