NU565 JA8982 B737-400 OKA→MMY

 15時になってそろそろ搭乗開始。席を立つ。搭乗口、27番へ。待っているのは

 JA8994。もう搭乗が始まってもよさそうな時間だが、まだ準備が行われいているのか、案内は無い。15時を少々過ぎてから出発準備に時間を要しておりますと、放送。大人しく待つ。
 15:10を過ぎてから、再び案内。点検で異常が見つかったため、出発が30分遅れる見込み、と。それならラウンジに戻ろうか、と来た道を再び引き返した。ラウンジの係員に一言断ると、「500円分のご食事券をお配りしておりますが、いかがいたしましょうか」と。ラウンジが使えるから金券はいいや、と思いその旨を伝える。
 15:50を過ぎてから、搭乗口変更の上、16:05出発と案内が流れた。改めてラウンジを出て変更された搭乗口、25番へ向かう。

 27番搭乗口の案内はNU567に化けていて、

 25番がNU565。出発はどちらも16:05。そして25番スポットで待って居た機材、

 石垣でお世話になったJA8982、サクラジンベイジェットだった。

機内に乗り込む。当然ながら乗務員は交代している。宮古往復もクラスJを予約していて窓側の席に落ち着く。普通席はそこそこ埋まっているが、クラスJには空席が目立つ。プラス千円で手に入る余裕、ではあるが、短距離のフライトならどっちでもいいか、というお客さんが多いようだ。
 16:12、Doorclose。ブレーキの不具合があって機材変更をした旨、お詫びが伝えられる。重要な機器だから事前に不具合が見つかってよかった、と言うべきだろうか。
 16:13、Pushbuck。宮古までの飛行時間、40分と伝えられる。宮古方言の挨拶もなく、サクラジンベイジェットで運航と言う言葉もない。午前中の案内は乗務員さんのオリジナルだったのだろうか。
 約1時間遅延。当然、今日は宮古が最終目的地ではなくて、その先の乗継がある。遅れが一時間以内であれば、どうにかなるかなぁと思い浮かべる。16:18、Taixing。

 この時間の那覇空港。国際線もそこそこ来ている。手前に台湾の復興航空、奥には香港の港龍が見えている。どちらも東京に比べれば近いのか。
 飛行機は滑走路端で一旦停止、着陸機をやり過ごした後、滑走路へと歩み出る。16:22、Takeoff RWY18。

 夕方、弱くなった陽射しで眺める沖縄の海は季節が一つ進んだようだ。午前中に眺めた夏の匂いはどこかに消え失せている。雲交じりの空、遥か高みを目指してサクラジンベイは一直線に進んでゆく。
 16:32、ベルト着用サイン消灯。

 窓外には相変わらずの雲。海の上なのかどこなのか、さっぱりわからないようなフライトになる。手元の機内誌がJTAのコーラルウェイ、と言う事ぐらいでしか沖縄の空を感じる事が出来ない今度のフライト。

 飲み物のサービスが行われる。コップがジンベイジェット専用なのか否かは結局分からないままだなぁと思いつつ、本日三度目のスカイタイムを飲み干す。
 16:42、機長さんから飛行状況の案内。改めて機材不具合による遅延についてお詫びにが伝えられる。この先、宮古空港の着陸は16:57、Spot inは17:00になる見込みとかなり細かい時刻が示される。宮古の天候は晴れで気温は27℃とのこと。

 雲を散らした窓外が続いている。まもなく16:44、ベルト着用サインが点灯する。飛行機が高度を下げ始める。少々の揺れ。雲の合間をすり抜けてゆくと少し重たい海が見えてくる。
 だいぶ高度を落として、時折浮かぶ船の様子も分かるような低さまで戻って来る。もう着陸間近何だろうなぁと思っていたら、

 島が現れた。宮古島だ。午前中、石垣に飛ぶフライトから眺めた島を今度は間近に眺める事になる。大きな平坦な島、どこまでも畑が続く島が広がるそのすぐ上を飛んでゆく。斜め前に滑走路が見えてきた。飛行機は少しずつ右へと旋回して宮古空港への最終コースへと針路を合わせてゆく。

 一度海に出てからの最終アプローチ。まもなく空港の敷地が現れる。16:55、Landing、RWy04。

 減速して誘導路へ。16:59、Spot in SP3。

 だいぶ遅れての宮古到着となる。

 すぐ後ろには一便後の出発、NU567も迫っている