JL141 JA303J B737-800 HND→NGO

 名古屋中部行きの出発は第一ターミナルの果て、24番搭乗口から。3ケタの番号の幹線ではあるが、名古屋へ飛行機に向かうお客さんなんてまずいないから仕方ない所。 
 
 
 待っていたのはJA303J。国際線機材の間合運用。クラスJならビジネスクラスへの搭乗となるがわずか12席のクラスJはなかなか取れない。今日も普通席での予約となっている。
 
 予約が遅かったので窓側の席は空いておらず、後方通路側に構える事になる。飛行機に乗る楽しみが半減以下だが、仕方ない所。業務出張なんて直前に決まる事が多いし。
 3人掛けの窓通路と言う感じで6割ぐらいの座席が埋まった所で8:02、Doorclose。8:04にはPushbuckとなる。
 8:11、Taixing。羽田から西に向かう飛行機だが、富士山の北側を迂回するので、この時期、滑走路はCとなる。ターミナルを南から北へと進んで左に曲がる。幸い渋滞に巻き込まれる事無く、滑走路にたどり着き、すぐに進入。8:18、Take off RWY34R。
 飛行機は東京湾上空を旋回しながら高度を稼ぐと市川の辺りから北へ。さらに西へと入り込んでゆく。人の頭越し、小さな窓から大きな東京の街が広がりだす。ルートと日の向きから言うとあんまりきれいに見えない景色だけど、それを差し引いても結構な景色が繰り広げられるのを通路側から想像を半分交えて眺める。
 8:25、ベルト着用サイン消灯。中部空港到着は9:05を予定しているとのこと。あと40分で着陸だからさほど高度を上げずに西へ向かう。
 すぐに富士山が左手に見えてくる。ちょっと思い立って後方の非常口で撮ってみた。小さな窓であり、景色を見るには不向きだが、
 
 コンパクトカメラのレンズに対しては十分な大きさ。逆光だが富士山の存在感は絶大だ。8:30、機内の案内でも富士山がご覧いただけます、と流れる。