身支度をして23時過ぎに近所のバス停へ。今晩は夜行バスで横浜に向かう。
 前回、飲み会明けの夜行バス移動ですっかりやられてしまったのに性懲りも無くバスに乗るのは、今日のバスを早々と予約していたから、である。そうでなければ夜の新幹線で帰っていたかも知れない。
 家を出る前にネットで運行状況を調べた時は5分遅れ、と出ていたが、バス停に現れたのは

 ほぼ定刻。今日は乗車1名。キャリーバックをトランクに預けようかと思ったのだが、隣が空いているとのことで持ち込みにさせてもらう。車内も空いていて今日は宛がわれた3Bの前後に客は居ない。全体で見ても半分も席が埋まっていない状態。
 カーテンは閉まっているが、車内灯は点いている。この先、まだ乗車があるのだ。席に座ってアイマスクをしておく。アイマスクの有り無しでだいぶ違うのだが、エンジン音は容赦なく耳に届く。耳栓も必要だったなと前回乗ったときも思ったのだが、今日も持ってくるのを忘れてしまった。
 二階建てバス特有の揺れと、一般道を走るが故の停車が気になってなかなか寝付けない。これは残念ながら何時も通りである。高速道に入ると意識が消えるのも何時もどおり。
 三ケ日の休憩で目が覚める。ひとまず外に出てみる。

 今日は上りが2台。そこに下りが1台やってくる。高松行きだそうだ。都合3台が顔をそろえる事になる。
 席に戻って寝る努力、まもなく休憩終了でバスが動き高速道に戻る。すると意識が消える。今日は静岡の運転士交代に気付かなかったからそれなりに眠れたのかも知れない。次に目覚めると足柄の休憩。普段なら外に出るところだけど今日は自席で横になり、ひたすら寝る努力をする。その甲斐があったのか、足柄の出発を覚えていない。
 目覚めると多分高速道を走行中。時折継ぎ目を刻むガタンと言う感触が伝わる。どこだろうと思いつつもひたすら寝る努力。それが減速感によって破られる。霞ヶ関到着の案内。アイマスクを外すとカーテン越しに外の光が漏れている。時刻は5:10、早着だ。
 薄ぼんやりしたまま東京駅についてみると5:20を過ぎたところ。今日も20分の早着となる。半分も席の埋まっていないバスから降りる。寝惚けた気分のまま八重洲北口へと向かう事になる。

 6月29日の金曜日、早朝に東京駅。今日はこの後9:30から横浜の病院に行く。まずは自宅。前回は京急に品川から乗ったら南太田まで普通車乗り通しとなったのだが、今日は金曜日。多少違うかなと思って行ったら、

 特急で神奈川新町までは行く事が出来るようだ。77H運用、1707編成となる。品川では空いていたが6時を過ぎた川崎で結構お客さんが乗って来る。そろそろ朝のラッシュが始まるようだ。

 新町からは3運用、1319編成。って1000形の6両組成ってこれで4本目か。着実に数を増やしている。
 大部分の区間を特急で行けたので東京駅から小一時間で南太田に帰って来れた。自宅に戻ると妻の寝起きを襲う、みたいな時間になる。
 病院に行く時間には少々間があるのだけど、一度寝ると起きれそうにないし、7時半以降は水も摂れないから起きておく。多少でも京急を撮る時間があるかとも思ったけど、結局最後はギリギリの時間になる。

 9運用、819編成。これってずっと通勤で使っていた列車の戻りか、と思う。
 病院に9時半前。この時期、出向元の会社はちょうど人間ドックを受診する期間に当たっているのだが、それ以外にも同じような需要が多いのだろう。何時に無く混んでいた。全ての検診が終わるまで3〜4時間と言われる。何にも無ければ2時間を切る程度だから半分は待ち時間である。今日の新聞を各紙読み通し、普段読まない雑誌もだいぶ読む事になる。
 結局全てが終わってみると最初言われたよりはずっと早くて12時過ぎの完了。ここ5〜6年ほど言われている事と同じ内容になる。最後の問診、肝臓系の数字が悪かったけど、「100歳まで生きるならとにかく、あんまり気にしなくていい」と医者らしからぬお言葉を頂く事になる。あぁ、そうですか。
 一つ目の用事は終了。もう一つ、やりたい事があるので午後も引き続き横浜市内。その前に