風邪の流行やら

 何時も通りに二度寝というか二段階目覚ましで起き出す。水曜日だっけ。曜日なんてあってないようなものだけどまだ辛うじて思い出すことは出来る。今日は水曜日だ。

 何時もの電車、11運用は1529編成で出勤。眠いのだが、妙に眠れない。

 出社してみると数日来流行中の風邪が酷いことになっていた。休んでいるのが続々と出て、現場で試運転確認出来る要員が全くいなくなってしまったと。仕方ないのでとにかくやる。
 用事があって事務所に戻ると、前部署の一番偉い人と現部署の一番偉い人が揃って自分を呼ぶ。とうとう来たかと思う。ずっと燻っていたのだけど、4月1日から某お客さんのところに常駐だそうだ。関係書類を明日までに揃えなくてはならないそうで、余りにも慌しい。何なんだ。明日は出張なんですけど。
 非常識事態だが、だからと言って仕事は無くならない。まずは目の前に横たわる慣れない現場仕事を一日。やるべき事をやりきると19時半。定時の日だがとても帰れる状況では無かった。
 明日からの出張準備が全く出来ておらず、仕方ないので更に残って仕事。現場での体力仕事の後でデスクワークというのは想像以上に辛い。みんな帰った中、数人だけ残って結局は22時まで。
 クルマで屏風浦まで送って貰った。この時間、京急の普通車は間隔があく。下りの特急や快特が通過してゆくのを眺める。築提の上にある屏風浦の駅は通る風が冷たい。今度からは杉田にしようと固く誓う。

 99運用1607編成で帰宅。上大岡で回送に抜かれた。がっかりである。
 帰宅すると23時過ぎ。ひどい物だ。ひとまず妻には内示が合った事は伝える。引越しを伴う転勤であり家庭の一大事だ。だがしかし、今日は時間が無い。夕食を食べて明日の準備を始める頃には日付が変わった。