【今日の空弁】天むす ¥630 株式会社地雷也


 というわけで名古屋を自己主張する軽食を二つ。天むすは普通に天むす。代わり映えはしないが普通においしい。こういう軽食を名古屋の駅でも普通に売っていればいいと思うのだけど、名古屋の駅ではなかなか見かけない。
 サンドイッチは名古屋駅売り弁当でおなじみ、だるまの製品。これも駅では見掛けない。八丁味噌よりもカレーの方が自己主張する。カレーカツサンドという所。どちらもさほど重たくはないから軽く収まる。
 食事をする間に時間は過ぎてゆき、18:13、あと5分でベルト着用サイン点灯と案内。そして本当に18:18、ベルト着用サインが点灯する。軽く揺れる。ホノルルから続いた揺れに比べれば大した事はない。18:26、あと10分で着陸とのことで電子機器の使用禁止が告げられる。窓外には所々に灯り。黒々とした弧を描くのは九十九里浜だろうか。18:32、Geardownと共に機内が真っ暗となった。ここまで極端な減光は珍しいかも知れない。灯りを軽く散らした房総半島がだんだんと近づく。斜め前、ずいぶんと遠くに空港が見えて、第一ターミナルが、第二ターミナルがすぎてゆく。こちらはB滑走路へ。18:38、Landing、RWy34R。減速していって誘導路へ。真っ暗で寂しい中をTaixingしてゆく。ずいぶん時間が掛かってようやく第二ターミナルが現れた。18:50 Spot in SP411。あるいはSP410だったかもしれない。

 搭乗橋には着かずにオープンのスポットとなった。バスで到着口へと運ばれる。国際線だと下手にサテライト側の遠くに到着するより、バスで直接入国審査場まで運ばれる方が早い場合があるが、今日は国内線。運ばれる先が違う。ターミナルの隅っこまでバスで移動。荷物の受け取りがあるから待つ。人は早くても荷物は時間が掛かるのか、少々待たされる。ようやく出てきてピックアップ。自分たちのものでないABCストアの袋が流れてくる。ホノルルから一緒の人が最低1組、いるらしい。
 荷物を受け取り外に出る。ここはどこ?状態だったが国内線の保安検査場が見えたから一番端のどこからしい。歩いてゆくとようやく見慣れた場所にたどり着く。
 帰りは荷物が重いから素直にリムジンバスに乗る。ちょうど19:15のバスが出てゆくところであり、次は19:30のバス。もう少し早いバスに乗れるものだと思っていたが意外と時間が掛かる。
 少々間があったから売店を覗く。万葉軒の駅弁が半額になっていたから一つ買ってしまう。家に帰ったら食べることを考えよう。

 15分間隔でもバスを待つ客は少なく、やってきたバスも空いていた。ちょうど到着便の端境期みたいな時間なのかも知れない。1タミへと向かう途中、先ほどのB737がPush buckしてゆくのが見えた。今度は那覇行きとして飛ぶ筈である。
 第一でもほとんどお客さんが増えないままバスは横浜へ向かう。恥辱の続きに手を掛けるがさすがに眠い。ホノルルの時間だと今は25時になろうかという所だ。朝起きてから既に18時間が経過している。大井の辺りから少々うとうと。気が付くと首都高を降りるところだった。YCATまでは、あと、少し。21時過ぎに横浜着。眠いし疲れたし最後はタクシーの世話になる。
 帰宅。名古屋と成田を廻ったから21時半過ぎ。疲れたが明日は仕事だから片づけと準備ぐらいはしないと眠れない。バタバタと家でしていたら妙に目が冴えてしまった。おなかも減った感じがして結局、成田で買った万葉軒、手を出す。