急行 迎光 2007年版

 各停迎光
 写真:本八幡に停車中の迎光号高尾山口ゆき。充当されたのは10-340F。新宿までは各駅停車なので表示は「各停 高尾山口
 今度はこれに乗って新宿へと戻る。列車内は座席がさらりと埋まる程度の乗車。先頭車は明らかに同業者らしき人が目立つ。自動放送の「各駅停車 高尾山口行きです」に激しい違和感。
 高尾山口行きだからと言って全ての人が高尾山に行く訳では無く、成田山破魔矢を持った人が途中で降りたりもする。ごく普通に使われている。駅の案内も「高尾山口行き」と言うだけで折角の愛称を呼ばれる事も無い。
 九段下で乗車多数。立客が出る。新宿3丁目のホームで初めて「急行迎光号です」の案内を聞いた。列車は高尾山口まで行くけど自分はここで下車。確か船堀で乗って来た親子連れはどうやら通しで乗る様子。
 流石に新宿では列車を待つお客さんが大勢居て、列車の面目を保っている。それ以上に驚いたのは写真を撮る人の数。こんなに京王を追いかけている人、居たっけ?去年三脚を構えて撮影した某駅はせいぜい数人、まったりとしたものだったけどね。
 急行迎光
 ウェブサイトに掲載した写真を再掲します。傾いているのはご容赦下さい。
 さて急行迎光号、あと2本は新宿始発で運転。次の列車を押さえるべく地下5階の新線新宿ホームから地下2階の京王線新宿ホームへ。着いた時は同業者、斑だったけど直後に増えて、これまた「こんなに京王を追い掛けている人、居たっけ?」状態
 急行迎光
 写真:新宿にやって来た京王線新宿3:50発、急行迎光号高尾山口ゆき、充当されたのは9706F。ヘッドマーク新宿駅で取り付けます。
 新宿寄り先頭車と八王子寄り先頭車。どちらも撮影者の列列烈々。普段こんな状況には慣れていないだけにたじろぎました。
 急行迎光
 写真:こちらは3本目、京王線新宿4:20発、急行迎光号高尾山口ゆき、充当されたのは8721F。ヘッドマークは予め取り付けてありました。
 3本目の頃には撮影者の数が目に見えて減少。ゆっくりと場所を選べました。人が減ったのは先発2本を追いかけて、皆さん奥へと入って行った為、と思われます。
 三脚を持たずに楽をしようと考えた2007年の撮り初め、別の意味で疲れてしまいましたが、暖かいところに身を置けるのはやはり楽。堕落の道を歩きそうな予感がします。
 堕落ついでにここまでで今日は撤退。まだまだ終夜運転の続く小田急で各停→急行→各停の乗継。
 駅から実家まで歩く。タクシーでもあればと思ったけどさすがに1台も居なかった。夜が少しずつ白んできた。良い初日の出になりそうな雰囲気。
 東の空
 東の空が赤みを帯びてくる 6:20ごろ
 西の空
 夜が空けきる。富士山がピンクに染まる

 新年の挨拶にお屠蘇を済ませるとzzzz。結局、一日が潰れる。