JL1703 JA813J B747-300 HND→FUK

 今日はまず福岡へ飛ぶ。あんまり気にしてなかったけど今日の機材は時刻表上747と表記がある。747-400なら744と表記なのでこれから乗る機材は残り少ないクラシックジャンボらしい。で発券された搭乗券を良く見るとクラスJで4Kなんて座席が指定されている。これって国際線機材?
 待っていたのはJA813J、良く知らないけど割りと新しい機材かな。入ってみると前方にビジネスクラスが並んでいる。さすがにファーストクラスには乗せてくれないか。
 クラスJこそそこそこ埋まっているけどちらっと見えた普通席は空席だらけ。そんな悲惨な状況で6:34、Doorclose。福岡までの飛行時間は1時間25分とのこと。6:38、Pushbuck。6:45、Taixing。飛行機は北側へと向かう。北側の駐機場にJASカラーのまま存置されたJA8477が見える。エンジンにカバーが掛けられ既に一線を退いている様子がちょっと哀れ。6:49、Takeoff、RWy16R。東京湾上空で雲に突っ込む。窓の外が白くなる。軽い揺れが続く。7:00ちょうど地上がちらっと見えた。どうやら山梨あたりまで来ている様子。また雲が出てきてどこなのか良く分からなくなる。
 7:08、ベルト着用サイン消灯。アテンダントさんが手動でテレビモニタを降ろしている。国際線機材だから、一度セットしてしまえばしばらくそのままな訳であり、自動機構を使う頻度は少ない。なるほどと思う。良く観察すると壁紙も満月にススキという意匠。和を前面に押し出した雰囲気だったりする。国内線専門で普段は素っ気無いFRPの内装しか見た事がないからちょっと新鮮に思える。
 JA813J
 写真:JA813Jの内装 すすきの紋様。
 ドリンクサービスが廻る。空いていてよっぽど手があいているのかアテンダントさん4人掛り。上級会員が固まっていたのか別々の方向に一斉に挨拶を始めたのには恐れ入った。窓の外は相変わらずの雲。機内プログラムが延々と続き、現在地が表示されないので何処まで来たものかはさっぱり。そういえばニュースも流れないなぁ。6時半発だと6時のニュースも間に合わないか。国際線機材故、ラジオも聞くことが出来ないので現在地を知る術はどうやらないようだ。
 7:48、キャンディのサービスが廻る。そろそろ着陸も近いのかもしれない。少し揺れだす。降下が始まったのか。相変わらずの雲海の上をゆく。8:07、ベルト着用サイン点灯。あと10分で着陸だそうな。福岡の天候はくもり、気温は17℃である旨、案内が流れる。高度が落ちてようやく雲の切れ間が見えて来た。真下は地上だ。雰囲気的には福岡空港の南側に際に通る筑紫平野のように思える。8:15、Geardown。九州道が見えてくる。間違いなく南側からの着陸だ。何度か雲に突っ込み、そして雲が切れる。地上がだんだん迫ってくる。街を走る車の一台一台が分かるようになる。8:20、Touchdown、RWy34。16番スポットにJAPAN AIR COMMUTERのロゴが残ったYS-11が見える。JA8788だ。へえ、こいつまだ現役だったんだ。連休明けに運用が減って1機運用離脱したものだと思っていた。8:23、Spotin、SP3。
 JA813J
 写真:福岡空港に着陸したJA813J