JN2321 JA8594 Saab340B ITM→TJH

 一旦外に出る。展望デッキで今まで乗ってきたJA8908の撮影だけして搭乗口へと向かう。警備員の姿が何時に無く目立つ。ブッシュ大統領来日による警戒だって。
 土曜日朝の伊丹は混雑が激しく、前回乗り継いだ時にはセキュリティチェックでギリギリになってしまい思いっきり迷惑を掛けた事があった。今回は前の時よりは混雑は激しくないけど、それでも行列は長く、地上係員が「8:10発千歳行き御利用の方はいらっしゃいませんか」と大声を上げている。
 今なおパタパタが現役な伊丹北ターミナルの搭乗口。20便ぐらいは表示できる大きなものだけど7:55の鹿児島に始まり、確か9:30ぐらいに出る羽田行きまで、出発がぎっしり。よく見るとこれから乗る但馬ゆきと同発でJN2451種子島ゆき、JN2303松山ゆきもある。どれもSaab340B充当のはず。
 セキュリティチェックを抜けたのが8:10。もう搭乗開始となるはずの時間。延々あるいて24番搭乗口へ。種子島行きと但馬ゆきはそろって搭乗開始している。バスに通され若干待ち。Saab340Bが3機、いや4機いる。うち3機がレインボーカラー、1機はJAノLだ。
 どれに当たるかなぁと思っていると連れて行かれたのは一番遠くに駐機していたJA8594。他の3機はJA8886、JA001C、JA002C。
 指定された席に落ち着く。チェックインした時間が遅かったからか、通路側の席。一番後ろの3人掛け窓無し席は空いていたのでそこを荷物置き場にさせてもらう。それ以外の席は見事に埋まっている。写真を撮る人、撮らないけど多分同類と思しき人も数名いる。ちなみに公式資料で分かる伊丹-但馬、直近の平均搭乗率は70.7%(2005年8月)。
 JAL Group Monthly Report 2005年9月号
 http://www.jal.com/ja/press/0000303/303.html
 8:25、Doorclose。プロペラが一つ廻り、もう一つ廻る。その度に照明が消えて元に戻る。3機いる同時出発機に先んじて8:28、Taixing。但馬までの飛行時間は30分、だそうな。Takeoffは8:36、RWy32Rから。
 上昇しながら左旋回。西へと向きが変わる。さらに上昇して右旋回。ここで雲に突っ込む。軽く揺れる。雲を突き切ると青空が広がり揺れも収まる。8:43、ベルト着用サインが消灯。着陸は定刻の9:05を予定しているとのこと。
 客室乗務員がキャンディーを配って廻る。このときに絵葉書を依頼。ここ数ヶ月品切れだったけど新柄が出たとかで。さてどんな柄でしょうか?
 8:48、ベルト着用サインが点灯する。少し揺れだす。間もなく着陸の案内が入ったのが8:51、離陸してから20分も経っていない。但馬の天候は雨で気温は12℃だそうな。飛行機は濃い雲の中を飛んでいる。翼の先が見えないぐらいに濃い。揺れもときおり。数分こんな状態が続く。
 ようやく雲の下にでた。8:59。収穫を終えたたんぼが目に付く。円山川の流れが見えてくると空港ももうすぐ。9:05、Touchdown、RWy01。すぐに速度を落としてちいさなターミナルの前で歩みを止める。9:06、Spotin、SP01。