JL379 JA338J B737-800 HND→KKJ

 本来の出発時刻、20:25を目安にラウンジの席を立つ。今日はこれから北九州まで飛ぶ。明日朝から打合せを設定されて、どう考えても朝移動では間に合わないので、定時間の後に移動して前泊する事になった次第。

 飛行機は出発準備の真っただ中。どうやら岡山から来て北九州に向かう、という運用のようだ。


 20分遅れ、と言う事だが、搭乗は20:35。巻いて巻いて何とか20分延になれば、という風情の20分遅れの様子。
 20:35に搭乗開始。優先搭乗でさっさと乗ってしまう。今日は最初からクラスJを用意できている。割と早くに出張が決まって、連休前に航空券を手配したので、予約を入れる事が出来た。窓側の席に座り、出発までの時間を過ごす。

 地上の準備は順調に進んでいるようだ。機内への搭乗も順調。20:43、Doorcloseとなる。遅れのお詫びの後、20:47、Pushbuck。20:52、Taixing。機内減光となる。多摩川の向こう、石油コンビナートの炎が目立つ。
 出発便は数少ないから、誘導路を進むのも順調。21:00、Take off RWY23。飛行機は東京湾上空をぐるっと回ると進路を西に定める。

 横浜上空に差し掛かった後、21:05、ベルト着用サイン消灯。機内に灯りが戻る。
 パソコンを出してネットにつなげると少し恥辱を進めておく。その途中、飲み物のサービスが始まる。

 パソコンに気を使ってくれて、蓋つきで渡された。
 21:18、機長さんから飛行状況の案内。現在、高度7,300mを飛行中。この先、北九州には22:15の着陸を予定しているとのこと。北九州の天候は晴れで気温は18℃、だそうだ。
 飛行機は名古屋上空から京都大阪へと飛んでゆく。左側に座っていれば眩い夜景が広がっただろうが、右側に見えるのは、京都の北側の山、大阪の北側の山。
 21:44、降下を開始し、5分後にベルト着用サインが点灯する旨の案内が流れる。ぴったり5分後にベルト着用サイン点灯。飛行機は瀬戸内海上空、広島を右手遠くに望みつつ西へ。防府かどこかの石油コンビナートが見えてくる。高度もだいぶ下がって来た。
 機内消灯すると窓外の灯りが眩く見える。

 宇部の街を臨むと、北九州空港への最終コース。北側へと回り込んで、左に旋回。そして空港島が現れる。22:12、Landing、RWy18。22:15、Spot in。隣りにはスターフライヤーがいる。時刻表では10分先行した89便のようだ。


 飛行機をちらっと眺めて制限エリアの外へ。379便、遅れを5分取り戻したので、バスへの乗継、多少の余裕は出た。お手洗いに寄って、自販機で水を買って、

 バスの写真を撮る余裕もある。実際には全員の乗継には慌ただしく、少し待っての発車となる。
 今日の宿泊地は黒崎。バスで40分程の筈。九州自動車道の山の中を通り、八幡ICで降りる。八幡と言いつつ、直方が近いようだ。23時を少々回って、ようやく黒崎到着。飛行機からバスへの乗継はスムーズだったが、会社を出て6時間近くが経っている。九州は遠い。
 黒崎駅近くのホテルに投宿。

 窓外には、筑豊電気鉄道の黒崎工場。その後ろはJR鹿児島本線だった。時折、貨物列車の走る音が部屋内に忍び込む。明るければ絶景かもしれない。
 食欲は無く、夕食がラウンジパン、で決定になる。軽く呑みたいが、飲みに行く元気は無いので、コンビニで買い出し。その間に日付が変わる。明朝は多少余裕があるが、普段に比べたら、の話。ビールを1本だけさっさと飲んで、さっさと就寝。