保安検査を受けてラウンジに。普段なら朝食を頂き、ビールの一杯でも飲む所だが、とてもそんな気にはなれない。トマトジュースだけ頂いて、ぼんやりと過ごす。間もなく6:10。出発20分前となったので席を立つ。
15番搭乗口は既に行列が動いている所。まだ暗い外にB767の姿が見える。
暗いし写真も撮りづらいのでそのまま機内へ。宛がわれた普通席に座る。土曜日の朝一番に伊丹に行くフライト。767に小型化しているせいか、搭乗率は良さそう。見た目にはほぼ埋まっているように見える。
6:25、Doorclose。6:28、Pushbuck。今日は伊丹に着いた後に時間が厳しいので、早発する分にはありがたい。6:28、Pushbuck。
誘導路を進む間に寝落ちた。気が付くとD滑走路に続く誘導路の上。前が閊えている。時刻は6:50。D滑走路から離陸する場合、Taixing後、12分で離陸が目安だと思っているが、何かの都合で遅れているようだ。
ジリジリと時間と順番が進んで6:53、Take off RWy05。穏やかに飛行機は上昇してゆくと7:02、ベルト着用サインが消灯する。伊丹到着予定時刻、7:45と告げられる。定刻より早い筈が、定刻から少し遅れる事になりそうだ。
寝入っている機内に飲み物のワゴンが廻る。機内中程の座席にいるが、寝ていて飛ばされる人が多いのか、早々に順番が回って来た。
相変わらず調子が良くないので、冷たいお茶だけ頂く。それも後ほど気持ち悪くなり、お手洗いに行った時に吐いてしまう。
薄ぼんやり空ていると、7:15、10分後にベルト着用サインが点灯する旨の案内が流れる。お手洗いから戻るとしばらくぐったり。
7:30、機長さんから放送。伊丹空港でバードストライクがあり、現在、滑走路が閉鎖されているとのこと。離陸時は羽田でも先行機がバードストライクを起こして、離陸が遅れており、重ね重ね、ご迷惑をお掛け致しまして、お詫び申し上げますと告げられる。
後の乗継が控えていて、かなり痛い状況だが、騒いでも滑走路が開くわけではなく、状況に身を任せる。
飛行ルート、奈良の手前で一周している。7:33、着陸態勢に入る旨の案内があって、ベルト着用サイン点灯。伊丹の天候は晴れで気温は6℃と告げられる。飛行機は奈良の山中をもう一周してから伊丹へと針路を向けた。
7:42。再度案内。本来なら伊丹空港に着陸していてほしい時刻だ。伊丹の滑走路、閉鎖が解けたとのことで10分で着陸するとの案内。非常に微妙なタイミングになる。
通路と人の向こうに大阪の街並みが広がり、地上が近付いて、7:55、Landing、RWY32R。お詫びの案内があったのち、7:58、Spot in SP17。
とても微妙な時刻になった。本当なら7:53のモノレールに乗りたいのだが、それは無理なので、第二案にしていた8:05のリムジンバス。これもだいぶ怪しい。
飛行機の写真を撮っていないが、ちょっと時間の余裕がない。降り際にレジをちらっと確認。623Jとあるのを見て急いで制限エリアの外へ。8:03になっている。慌てたが、何とか第二案としていたリムジンバス、8:05の京都行きに乗る。
調子が悪いのに走って落ち着かないが、無理矢理起きてから4時間経って、だいぶ落ち着いた。昨日寝てから8時間。酔いが醒める時間帯か。
京都到着は8:55見込み。実際には10分弱早く到着する。
何とか集合に間に合う目途が立ち、一安心。
京都からは在来線。本当はモノレールと阪急電車で高槻辺りから、と思っていたのだが、まぁ、結果オーライ。
そんな訳で集合地点へ。今日は会社の関係で一日の視察ツアーみたいな旅行。
こんな殺風景な所を眺めて、
お昼にはすき焼きを頂く。さすがに二日酔いは解消したので美味しく頂ける。
観光バスに乗ってほぼ半日。京都駅は八条口で解散となる。自分たちにとっては振り出しに戻る、という状況。
ツアーはここまで。本来は今日のうちに自宅に戻るのが前提だが、今日はダイナミックパッケージで伊丹に飛んでいる。宿泊が前提の商品なので、こちらに泊まる。
紅葉真っ盛りの京都市中心部はホテルが取りづらく、今日は山科にホテルを取っている。寄って再びの京都駅構内。
今日二周目、となりそうだが、今日は一駅、山科で下車。ホテルに投宿する。
京都から一駅、だが、山科は京都のベットタウン。観光の要素、なくは無いけど、下調べも何もしていないし、そもそももう夜。折角なので大浴場の大きな湯舟に浸かった後で、夕食へ。
京都らしいもの、という選択肢は無いベットタウンなので普通に飲み屋街。昨日の今日なのでがっつり飲むのは躊躇われ、よってラーメンにヱビスを1本合わせる。
部屋に戻ってからも軽く飲んだけど、あくまで軽く。昨日一昨日と睡眠時間が短かったので今日は早めに就寝。
