迎光号2014

 3時前に着いて新線新宿のホームに降りる。先頭1号車の停車位置付近、一目で停車位置が分かるような人だかりが出来ている。気分は憂鬱になるが、それに混じる。次第に人だかりは広がって行く。やれやれと思う頃に列車が来る。

 10-220F。迎光のオリジナルヘッドマークでは無いところが少々残念。列車から降りてきた人も写真の輪に加わり混乱が最高潮に達したところでその輪から離脱する。次は15分後、3番線。
 3番線にも人だかりが少々出来ている。こちらもまもなくその輪が広がる。そんな所にやってきたのは


 9732F。新宿でヘッドマーク取り付けとなる。

 よく見ると残り二枚も新宿にスタンバイ中。今回は3本全部、新宿でヘッドマークを取り付けるようだ。

 9732Fが3:45に出発して行く。次は4:00の特急。やってきたのは

 7726Fとなる。再び目の前で取り付け作業があった後、ヘッドマーク付きの真正特急迎光ができあがる。

 こちらは「Takao 迎光」の文字。クラシカルなデザインだが、ヘッドマーク自体は新製のようだ。
 特急は4:00ちょうどに出発。そして最後は4:15の急行高尾山口ゆき。


 今度は8013Fが登場した。こちらも新宿でヘッドマーク取り付け。前二本のように貫通路を開けて取り付けとは行かず、係員が線路に降りて取り付けている。

 この頃になると人だかりもだいぶ減って写真が撮りやすくなる。新宿の場合、間違いなく数分は停まっているので撮影出来る機会も多く、自然と場所の譲り合いが生まれるから写真としては撮りやすい。ただ、一本目の新線新宿発だけは時間が短い分、殺伐とした状況になる。

 ほぼ2時間、ちょっとはみ出たような気もするが改札から外へ。今日の京王線新宿、正月飾りも華やか。
 4時半になり、通常運行でもそろそろ始発電車が動くころ。まだ列車番号が9から始まる4ケタの山手線は新宿で座れる程度の混雑。原宿で初詣客が乗ってきて混雑。そのまま乗り降りを繰り返す電車に付き合い、品川まで。

 こちらは正月の臨時列車、三崎口へ初日の出を見に行くお客さんを運ぶ初日号に乗る。71H運用は2101編成。案外と混んでいて途中駅からも家族連れが乗ってきたり。今日は初日の出が期待できるらしいから、純粋なお客さんが多い様子。

 新町からは37運用818編成で南太田に戻ると5時間が経っている。家に帰って一度就寝。
 4時間ほど寝て10時ごろに目が覚める。遅まきながら新年の挨拶とお屠蘇を頂くと12時を過ぎる。今日はこのまま一日自宅。何とも自堕落な正月。4合瓶、昨日の続きでほぼ空いて、あとは今日の分の恥辱、進めておいた。今日の迎光と迎春、公開まで持ってゆく。
 いい加減、自堕落すぎるので夕方、少々出掛ける。

 日枝神社、通りかかったので初詣。年が明けた時間帯には長い行列が出来ていたが、この時間にも少々行列がある。大きな神社ではないけど大したものだと思いつつ、来る一年の事に思いを馳せて、その安寧を願う。
 さて、日枝神社から伊勢佐木の方へとぷらぷら。果ての方で営業しているのは中華料理屋ぐらい。華僑の営業している店は旧正月にお休みを取るようで、新暦の正月は普通に営業している。

 伊勢佐木モールの1丁目まで来るとさすがに営業している店もあって人もちらほら。まぁ31日と1日ぐらい休んでもいいんじゃないと思うのけだけど、開いていれば開いているでありがたいのもまた事実。

 馬車町まで脚を伸ばした。クルマは控えめ。そしてささやかに営業していた某コーヒーショップで福袋を買い求めると引き返し。再び伊勢佐木モールで

 こんな古本を買ったりしながら歩いてゆくとさすがに日が暮れた。少々寒くなる。
 帰宅してから夕食。一緒にお酒。今晩はリミット無し。まぁそんな無茶苦茶飲んだ訳でないけど、ね。