さて本文

 朝はゆっくりとしてから出発する事にしたい。
 今日は言わば予備日。土曜日に奥尻が飛ばなかったら日曜日と言う心積もりだったけど、幸い昨日のうちに奥尻に飛ぶ事が出来た。今日は天候が悪化する予報だったのでまぁ大人しくした方がいいのかもしれない。
 10時に駅でも約束し、起きてみると7時半。もう少し寝ていたかったな。飲み掛けのクラシックが残っている。勿体無いから温いクラシックを緩々と飲む。温くても結構美味しい。
 函館市電
 写真:市内をゆく函館市電
 意外と晴れている。約束の時間より早い目に出て市電を撮って見る。でも寒い。強風が身にしみる。まずは避難するべし。摩周丸へ。
 摩周丸、以前訪れた時と違って、クラシックカーミュージアム青函連絡船記念館「摩周丸」の二館が併設されている。摩周丸の見学料\500、クラッシクカーミュージアムは\1,000。二館共通で\1,400とのこと。時間があるので二館共通券を求めると\1,200。冬季割引だとか。この値段でワンドリンクつき。
 青函連絡船 摩周丸
 写真:青函連絡船記念館「摩周丸」甲板に展示中のスクリュー
 まずは摩周丸。まぁ三度目なんで、何が展示されているかだいたいは知っている訳ですが、でも丹念に見て行きます。ついついグリーン船室の椅子でゆっくり。 3度目でも新しい発見が幾つか。中でもブリッジの風速計が生きている事には驚いた。只今風速7m/s。
 青函連絡船 摩周丸
 写真:船橋にて。風速計と風向計
 甲板に出る。係員がやって来て「正午に汽笛鳴りますんで、驚かないで下さい」時計を見るとまもなくお昼。遠くからサイレン。見構える、鳴らない。おやっと油断した瞬間、「ぶぅぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん」と一際な重低音が響き渡った。
 摩周丸が終わって一旦休憩。共通券購入特典のドリンクを頂く。お茶orカルピスと言われてお茶を所望。何のことはない、紙コップに出てきたのだけど、気分転換にはなる。
 クラシックカーミュージアム
 次いでクラシックカーミュージアム。こちらの見学は初めて。1920〜1960年ぐらいのアメリカ車を中心に展示。アメリカの農家の納屋には、こんなクルマがゴロゴロ朽ちていたりしてそれを貰い受けてリストアしているそうですが、本当なんでしょうか。国が広いと常識も違うって事なんでしょうか。
 簡単なもので良いので展示目録のようなものがあれば、嬉しいかなとは思ってみました。
 お昼もだいぶ過ぎて、昼食。在り来たりだけど朝市近くの食堂を志す。手元にあるパンフレットの特典が使えるお店が2件並んでる。片方は空いていて、片方が混んでる。ここはセオリー通りに混んでる方に入れ、か。
 本日の昼食
 写真:今日の昼食 特製定食 \1,680
 ホッケの焼き物、いか刺し、サーモンとイラクのどんぶり。味噌汁の具は岩ノリ。
 昨日、湯の川-函館駅前の市電に乗ったので残った区間に乗ってしまおうと考える。谷地頭やどっく前まで乗るの、久しぶりかもしれない。どっく前までは大学四年の時に乗ったな。谷地頭は、高校一年の時以来だ。
 函館市電
 函館駅前に出ると谷地頭行きがちょうど来た。乗った電車は8000系8003号。AIR DOの広告車。谷地頭で1本落として次の電車。
 函館市電
 次の電車も8000系。今度は8008号車。これで十字街まで戻る。どっく前ゆきは直前に出てしまったので、ほぼ10分待ち。
 そんでもってやって来たのはまたもや8000系。8004号車。今度はJALの全面広告車。
 函館市電
 すれ違う電車は旧型の700系やインバータな3000系とか。結構バラエティに富んでる。どっく前まで揺られる。一本落とす。
 函館市電
 そしてやって来たのはまた8000系。