空港に着くと18時過ぎ、正月1日、どれだけ動く人がいるかと思ったけど空港自体はそこそこ混んでいる。時間があれば展望デッキに出たり、航空神社とやらに行ってみたりなんて事を考えたのだろうけど、出発は18:55、あんまり余裕も無いのでラウンジへ直行。何時に無く子供づれの目立つラウンジでビールを頂いてから搭乗口へ。5番搭乗口って、こないのだの北九州の時と一緒か。前回と同じくレジが見えづらく、とにかく機内へと吸い込まれる。
機内はクラスJに空席が見える程度の搭乗率。最も18時過ぎにチェックインした段階で185番目だったからそれなりに搭乗客はいるようで、ご同慶の至りだ。18:55、Doorclose。18:56、Pushbuck。ほぼ定時の出発となる様子。
新聞を受け取る。大阪版だ、よく見ると地方面が泉州となっており、関西空港から運用に就いたことが分かる。KIXスタートのA300-600Rは1運用しかないだろうから追えそうだけど、頭が廻らないから止めておく。機材は何時の間にかTaixingを始めており、前にAirDoの機材が見えたからもう離陸待ちまで来ているのだろう。34Rの表示が見えて静々と滑走路に歩み出る。一呼吸置いて降るスロットル。19:06、Takeoff。既に日は沈みきっており外の様子は良く分からない。
窓の外に明かりが見えるようになった。19:18、鹿児島行きは殆ど洋上を飛ぶはずで神奈川県か静岡県が見えているらしい。ベルト着用サインが消えて操縦席から飛行状況の案内がはいった。19:22のこと。羽田を定刻に出発し、ただいま伊豆半島上空を高度11,000m、対地速度720km/hで飛行中。この先、御前崎を通り、串本上空19:50、土佐清水上空20:17、宮崎上空を20:30に通過して鹿児島到着は定刻20:45となるそうな。さらに偏西風が200km/hの向かい風となっていることが付け加わり、鹿児島の天候で閉め。かなり事細かい。メモする側からすればありがたい内容だ。
19:27、まだ地上に明かりが見える。静岡から愛知か分からないが、海岸線の割と近いところを飛んでいるのだろう。向こう側に光の瞬き。どうやら東へ向かう飛行機らしい。この後は洋上飛行のせいか、流石に窓の外に明かりは見えなくなった。
一度、光が見えたのが19:51、時間的に串本の辺りかな？少し揺れだす。「もうしばらくするとベルト着用サインが点灯致します」と言う曖昧な放送が20:02、今、ベルト着用サインが点くのであれば少し早いかもしれない。でも実際の点灯は20:22までずれ込む。窓の外に船明かり。それが気が付いたら大きな街明かりになっている。20:32、まもなく着陸の案内が流れる。20:37、Geardownの感触。突然滑走路が現れ着陸、20:40、RWy34。20:43、Spotin、SP10。
もう最後の出発機を見送った空港は虚脱感が漂っている。当然何か買い物できる訳も無く、そのまま近くのホテルへ投了。
