滝頭 - 京王線恥辱

　曇り空の朝が来る。今日は予報通りらしい。午後から回復するかなと期待を込めて空を眺めているうちに雨が落ちてくる。これはだめだ。出掛ける気力が無くなった。
　午前中は家でだらだら。お昼前に雨が上がる。ひとまず選挙。投票所は閑散としている。今回は投票率、低いだろうなぁ。
　午後も雨にはならない様子だったからちょっと思い立って近所に出掛ける事にする。

　16号沿いに根岸の方へ。遠く彼方に首都高湾岸線の高架。振り返ると狩場線の高架。意外と近いような、やっぱり遠いような。で着いた先は

　横浜市電保存館
　10年以上横浜にはいるけどあくまで偽横浜市民だから今まで縁が無かった。今のところに引っ越してからは機会があればと思っていた。12年越しの訪問も歩いてみれば徒歩20分ほど。入場料100円を支払い中へ入る。館内、子供づれで意外と賑わっている。

　あちこちで見かけるショットだけど、撮ろうとするとどうしてもこうなる。

　車内が見れるのは知らなかった。常時公開なのに意外と状態がいい。子供のお行儀が良いとも思えないので関係者の弛まぬ努力、なんだろうなぁ。

　隅っこに置いてあった主幹制御器。おや、デッカーだ。

　主電動機のカットモデル。こちらはDKじゃなくてTDK。
　当時の映像まで見て1時間ほど。100円の割には充実している。何度も訪問する所じゃないだろうけど、また来る事があるかも知れない。近いし。
　滝頭から井の頭に直行すれば面白いかもと一瞬考えてみたけど、何にも面白くない事に気付いたから家に帰る。帰り道の方が近く感じるのはどこでも一緒だ。