全機運航停止?

帰りの新幹線、ニュースのスクロールで知ったのだけど

写真:JA841C

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同型ボンバル機の点検指示=国内全機、運航取りやめ−国交省 9月13日14時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070913-00000065-jij-soci
カナダ製のボンバルディアDHC8−400型機が海外で相次いで主脚が折れる事故を起こした問題で、カナダ政府は13日、耐空性改善命令(AD)を出して同型機を運航する世界の航空会社に主脚格納部の装置の詳細点検などを求めた。これを受け、国土交通省も耐空性改善通報(TCD)を出し、国内の航空会社に点検を指示した。
国内航空会社の同型機は計24機で、TCDに基づく点検が終わるまで飛行できない。このため、各社は同日朝から同型機の運航を取りやめ、点検を開始した。 

<ボンバル機>国交省、主脚点検義務付け…運航停止相次ぐ 9月13日19時34分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070913-00000082-mai-soci
カナダ・ボンバルディア社のDHC8―Q400型機が着陸時に主脚が折れる事故が欧州で連続発生した問題で、国土交通省は13日、新たに主脚を上げ下げさせる装置の点検を義務付ける耐空性改善通報(TCD)を出した。同型機計24機を所有する日本航空グループと全日空グループでは点検に伴う運航停止が相次ぎ、計87便が欠航し約4500人に影響した。14日も日航グループが5機の運航を停止し、16便の欠航を決めた。約750人に影響する。
カナダ政府当局が新たな指示を出したことに伴う措置。14機を所有する全日空グループはすべての運航を一時的に停止し、伊丹―高知線など計55便が欠航した。7機は詳細点検を終えないと飛行できず、別の5機は500飛行時間以内に詳細点検が求められている。全日空は14日朝までに計12機の詳細点検を終えることを目指している。
10機を持つ日航系の日本エアコミューター(JAC)でも伊丹―新潟線など32便が欠航。緊急点検で1機、主脚の作動器のナットの緩み止め金属製ワイヤが切れているのが見つかったが、ナットそのものは緩んでおらず、主脚の動きに問題はなかった。一方、詳細点検を終えないと飛行できないのは4機、500飛行時間以内の詳細点検が必要なのは4機だった。一部の機体は点検が続くため、欠航が続く。

正確なのは毎日の方です。時事の「全機運航停止」はちょっと不正確。

JAC運航状況
http://www.jac.co.jp/cgi-bin/weather_info/index.cgi
より

ボンバルディアDHC-8-400型機の緊急点検に伴う欠航便の発生について>
この情報は、日本時間2007年9月13日(木)16時00分現在のものです。
9月9日、12日に海外で発生した他航空会社所有のDHC-8-400型機(Q400)の主脚破損事故の事例を受け、日本エアコミューターでは、保有する同型機の緊急点検を実施しております。
このため、12日(水)は4便が欠航、13日(木)は以下の32便が欠航となりました。
尚、14日(金)以降の便への影響については現在調整中であり、本日13日中に決定いたします。
ご利用予定のお客さまをはじめ、関係の皆さまに多大なご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。
日本エアコミューターでは、今後も航空局・メーカーなどの指示に従い、すみやかに必要な措置を講じてまいります。