有人カウンタで今日の搭乗券を全部出してもらう。合計10枚。係員は表情一つ変えずに発券してくれたけど、こういう人の扱い、慣れているんかしらね。搭乗手続きは2区間目までやっておく。
今日のチケットを改めてみておく。そうか第一区間はクラスJで予約していたのか。2ヶ月前の決済だし、ココのところ予約を相当突っ込んでいるので詳細覚えていなかったりする。運航はJalDomになっているな。7J3と言う奴だなぁと思ったけど機材は純粋なJalIntのもの。乗務員だけがJDらしい。
6時15分ごろ、搭乗口へ向かうと既に搭乗開始。列は無くなっている。乗客が相当少ない様子。クラスJでも空席があるくらい。その後もあんまり乗ってこないうちに6:31、Doorclose。クラスJなのに、隣がいないなんて珍しいなぁ。搭乗率、Jだけに限っても50%を下回っている様子。
Pushbuck、Taixingと進むうちに夜が白んできた。滑走路端に着く頃には夜明けだ。6:44、Takeoff、RWy34R。機体が地上を離れるととたんに揺れだす。羽田カーブで機首を南に向けると窓の外には雪化粧した横浜の街が広がる。その向こうには富士山の姿も。
6:49、杉田や洋光台が見える頃にベルト着用サインが消灯する。その南側は雲に覆われていて三浦半島や湘南は良く見えない。雲の向こうに視線を延ばすと雪景色の中、真一文字に黒い線。厚木の米軍基地だろうなぁ。
先ほどから見えていた富士山がだんだん大きくなってくる。6:57、真横まで来た。今日は本当に綺麗に見える。宝永山の尾根の線もしっかりと分かる。今まで乗った中では一番綺麗に見えたかもしれない。その先には今度は南アルプスの山々。
出発する時間帯が早くて間に合わないのかNHKニュースの放映は無い。その代わりナビゲーションマップが出て来る。7:03、静岡の北側を越えて大井川に差し掛かる辺りだ。高度7,300m、対地速度690km/h。ちょっと偏西風が強いのかもしれない。雲が切れてくる。場所は浜名湖の北側辺り。
蒲郡で三河湾に出ると伊丹へのフライトも後半戦。キャンディーの配布がある。手洗いに立つついでに後ろの様子を伺うと空席しか見えない。いいとこ10〜20%の搭乗率といったところ。伊丹便でこんなに空いているのは初めて見た気がする。
あと10分でベルト着用サインが点灯しますの案内が流れて時計を見ると7:10のこと。窓の外にはセントレアが見えてきた。伊勢湾の上空から高度が落ち始める。7:16、津に差し掛かる辺りで5,900m。軽く揺れる。鈴鹿山地は雲を被っている。その切れ間からは再び雪化粧が垣間見える。
7:20、予告どおりにベルト着用サインが点灯。高度は3,700mまで落ちている。大阪の天候は晴れ、気温は1℃とのこと。窓の外は奈良県の山地。屋根の上だけ白く見えるのは霜が降りているからだろうか。
奈良の平野に出る。前に視線を延ばすと生駒山、その先には大阪市街も見えてくる。もう着陸だ。生駒越えで軽く揺れると大阪市内へと差し掛かり、淀川を渡る。街の建物、道を走る車の一台一台が見て取れる。千里川に立つ撮影者の姿も。7:32、Touchdown、RWy32L。7:37、Spotin、SP18
