JD1271 JA8978 B777-200 HND→KMQ

 今日は北ウィングでの手続きになる。12月21日の改装オープン以来、北ウィングに到着したことはあっても北ウィングから出発するのは初めてだったりする。何時もの癖で南に行きそうにならぬよう少し緊張して出発階へ。手続き、セキュリティーチェックは空いており7時過ぎに搭乗エリアに入る。今日は12番搭乗口からの出発。先週の福岡が同じような時間で14番。今日はそれより南の12番。なんか変。時間があるのでラウンジで。日曜日の朝だからか空いていた。朝から1杯ビールを飲んで搭乗口へと向かう。今日の搭乗は1271便、小松ゆき。

 今日は一番前に座っているから、搭乗率はよく分からないけれど、搭乗口の様子から言って200〜300人ぐらい、概ね6〜7割ぐらいの搭乗だと思う。7:34、Door close。 pushbuckが7:36になる。入れ替わりに12番へJA8985が入ってゆく。入りきるのを待つためにtaixingが遅れる。遅れたおかげで廻りの飛行機をじっくり観察できる。14番にJA008D、13番にJA8170。10番にJA010Dが居る。7:42、taixingが始まる。今日もRWy34Rへと向かう。3番にJA009Dが見えた。
 離陸の順番待ちは無く、すんなり滑走路へと入った。一呼吸置いてtakeoff 7:50。東京湾を旋回し横浜へと向かう何時ものルート。今日は好きな時にナビゲーションマップが見れるので逐一飛行状況を知ることが出来る。7:54、東京湾、1,880m 437km/h。7:56、木更津、3,300m、550km/h。7:58、横浜、5,000m、596km/h。雲が掛かる。8:00、町田、6,900m、607km/h。もっとも自分では音楽を聴いているのでマップは隣席のものを斜めから見ているのだけど。
 8:03、ベルト着用サインが消灯する。地上は霞んでいる。大月付近。富士山が見えてくるはずだけど今日は無理そう。案内が入り小松到着は8:40予定との事。ドリンクサービスが始まる。今日は時間が短いだろうから紅茶は遠慮してコーヒーにする。お茶菓子を渡される。ブルーベリーパイですと言われるけど見ると先週と同じもの。
 富士五湖が見えた。おやと思う。富士山はと探すと微かにその姿が見えた。視線を前方へ動かすと南アルプスがくっきり見える。甲斐駒ケ岳かな。まもなく甲府盆地が見えてきた。雪を被って輝いている。8:08、7,900m、722km/h。首都圏の霞はすっかり消えうせはるか彼方まで連なる日本アルプスはっきり見える。伊那市の上空に差し掛かった。8:12、7,900m、748km/h。再び大きく目に付く山。ナビゲーションマップと比較して御岳である事が分かる。8:14、7,200m、679km/h。巡航は短く、もう高度を下げ始めた。御岳が大きくなり遠ざかる。軽く揺れる。乗鞍岳の上空を通過して高山へと向かう様子。機体右側に座っていれば穂高岳が見えたことだろうに。8:17、6,100m、610km/h。まもなくベルト着用サインが点灯しますの案内が入った。ドリンクサービスのワゴンが引っ込んでゆく。どうやら全員にサービス出来た様子。8:18、右へ大きく旋回する。5,300m、622km/h。そして左側に一際大きく美しい山が見えてくる。白山だ。8:20、4,700m、561km/h。高度を落としてゆくところなので、尾根の一つ一つ、谷の一つ一つがしっかり見える。小さなダム湖も見えたりする。ベルト着用サインが点灯したのは8:23のこと。2,800mまで高度を落としている。対地速度は500km/h。小松の天候に関する案内が入った。はれ、気温は2℃とのこと。山がだんだん低くなり、平野が広がる。雪は消えた。陽光が降り注ぐ春の加賀平野だ。8:25、1,600m、400km/h。まもなく小松空港を目視にて確認できる。南側に自衛隊、北側に旅客ターミナル。ターミナルにはANAの機材とJALらしい機材が1機ずつ。すぐ北側は高速道路を挟んで日本海だ。機体は一度日本海へと出る。8:27、600m、383km/h。左へ一度旋回、しばらく海岸線を望みながら西へと向かい再度旋回する。8:32 touch down RWy06。Spot inは8:37となる。SP6。