2024-11-22

 2度の目覚ましで起き出した。リビングは既に明るくなっている。妻が先に起き出して支度中。自分も緩々支度をする。
 今日は二人そろって休みを取り、ちょっと出掛ける事にしている。何時もの出勤より心持ち早く家を出る。西に星空。膳所の駅まで歩くと下りホームに。間もなく

 2065列車がやってくる。EF210-144号機牽引。そして

 705Mが来てそちらに乗り込む。外側、列車線を行く69列車と絡みながら京都まで。荷物を引っ張り八条口まで赴く。今度は

 伊丹空港へと向かうリムジンバスに。バスは意外と混んでいる。8割ぐらい席が埋まっただろうか。名神高速を西に。夜が明けて太陽が射しこむ。道が混み気味で平日だったことを思い出す。
 普段よりちょっと遅れて伊丹空港に到着する。

 京都駅八条口から50分。7時過ぎの出発機はあらかた搭乗締め切りとなった時間。出発案内を見る限りはそれなりに混んでいるように見えるが、保安検査場は空いていた。今日は荷物を預けてから保安検査。ラウンジへと進む。

 ひとまずラウンジの軽食で朝ごはんを済ます。毎度毎度のワンパターンではある。目の前は7時過ぎの出発機が飛び立つ時間帯。

 これから出発する機体、離陸する機体を見ている間に搭乗時刻がやって来る。そろそろ席を立つ。

JL2001 JA329J B737-800 ITM→CTS

 今日はこれから千歳に飛ぶ。この時期お馴染み、入籍した記念日での旅行。昨年はコロナ明けで海外に飛んだが、今年は金曜日を休みにしても3日にしかならない。そんな訳で北海道にしておく。
 出発は21番搭乗口。この辺りも改装工事が進んでいて、先行して完成した21,22番搭乗口のみ、運用されている様子。昭和の匂いが濃い空間だったが、だいぶ現代的に生まれ変わっている。


 待っているのはB737-800。JA329Jであった。既に優先搭乗は終わっており、機内へ進む事になる。事前に指定した窓側から2人並びでの普通席に落ち着く。
 機内、見た所満席になる。スーツ姿の商務客もいるが、観光らしいお客さんの方が多い。7:56、Doorclose。乗務員の紹介があり、上昇中、雲の影響で揺れる旨、伝えられる。
 7:59、Pushbuck。8:03、Taixing。飛行機は誘導路を南へ進む。今日は窓の日射しは気にならない。順調に滑走路端まで。着陸機を1機やり過ごした後、8:11、Takeoff RWy32L。

 飛行機は伊丹の北側をぐるっと廻り上昇してゆく。逆光の中、大阪の街を見て東に機首を向ける。さらに上昇。

 雲の下が琵琶湖?と思いながら見ていたら、

 思いがけず眼下に琵琶湖が見える。どうやら、羽田行きの航路よりも北側を飛んでいるようだ。湖南の概ね東海道線の線路に沿うかのように飛んで行く。

 琵琶湖の向こうは雲の海。日本海側は冬のような天候になっている様子。揺れる懸念もあるようでしばらくベルト着用サインは点いたまま。
 8:27、ベルト着用サイン消灯。窓外一面の分厚い雲を見て飛行機は北東へと飛ぶ。現在地を見ると岐阜の山の中に差し掛かっているようだが、窓の景色を見ていても良く分からない。
 雲の上の安定飛行。飲み物のサービスが始まる。少々間があり、順番が廻って来る。

 数ある飲み物の中から不人気度ではナンバーワンかも知れない日本茶を頂く。満席だが後になってお代わりを聞かれるぐらいの余裕はある。さすがに距離がある路線。
 飛行機は糸魚川の辺りで日本海側に抜けると、洋上を行く。勿論、窓外には一面の雲。冷え込んでいないから雨なだけで天気は冬模様である。佐渡のすぐ目の前を飛んだようだが、全く見えず、さらに北東へと。
 8:58、4分後に降下を開始し、ベルト着用サインが点灯する旨、案内される。揺れる事が想定されるため、新千歳空港着陸までベルト着用サインが点灯したままとなる見込みだそうだ。

 少し窓外の雲が切れて来る。海が暫く見えていたのだが、

 陸地に差し掛かる。男鹿半島であった。船川の石油備蓄基地が見えて、大潟村八郎潟残存湖が見えて、という感じで秋田県内が少し見える。
 9:05、ベルト着用サイン点灯。窓外はまた雲の世界に変わり、少し揺れつつ北上する。白神山地を越えて津軽平野から青森の東を抜けて陸奥湾に。9:19、最終の着陸態勢に入る旨の案内がある。
 飛行機は雲の中に入ると少々揺れる。

 雲すら見えない灰色の世界が暫く続き、ようやく海のようなものが現れる。そして

 苫小牧の街が見えて来て内陸に入る。降下してゆくと9:36、Landing、RWy01R。減速すると誘導路へ。

 只今の千歳、天候は曇りで気温は1℃と告げられ9:38、Spot in SP12。定時運航への御協力に感謝いたします、とドアが開き、降機となる。

 ここまで乗って来たJA329Jを見て、荷物を受け取ると制限エリアの外へ。

 随分早い気がしたが、最終的には11分早着。
 到着口。団体のツアー客が点呼を取っていたり賑々しい。今日は札幌市内に出る。駅に着くと次の列車は区間快速。妻からは後の快速の方が早くつくのか?と聞かれる。先発先着だが、同じように思う人もいるのか、この電車は空いている。
 札幌市内へ、区間快速エアポートは各駅に停まってゆく。北広島まで各駅なので、サッポロビール庭園、なんて停まる機会がなかなか無い駅にも丹念に停まる。逆に言うと、サッポロビールの北海道工場を見学するのは楽になったのかも知れない。
 北広島からは快速運転となり、札幌駅には11時前の到着となる。

 途中乗って来た人含めて結構な人数が降りてゆく。電車は折り返し新千歳空港行きの区間快速になるが、代わりに乗って来る人はほとんどいない。ホームには先発先着の特別快速を待つ人が、長い行列を作っている。

 特急列車なんかも姿を見せていて、もう少し遠くに行きたくなる気持ちも芽生えるが、今日は札幌市内泊。一旦荷物をホテルに置きに行く。平日午前中、空いている地下鉄で数駅。何度か泊った事が有るホテルにスーツケースを預けるとまずは札幌市内をぶらぶらする。地下鉄の1日乗車券を買っており、


 南北線から東西線へと乗り継ぎ、札幌市内、ちょっと西にずれたエリアに向かう。時刻は12時。お昼ご飯で回転寿司に来たのだが、人気店は12時前で14組待ち。順番を待つ間に時間があるので、ローカルコンビニを見て廻る。
 30分弱時間を潰して戻る。まだ時間があるが大人しく待つと結局1時間程で席に通される。
 適当に注文。幾つか写真を。

 つぶ貝を頂く。

 鰊を。意外と脂がのっていて濃厚なお味。後に食べた鮪の赤身よりもこちらの方が、とは妻の談。同意であった。
 最初に旨いのが来て、後から色々と頼んでみたけど、最初の2品を越えられず仕舞い、だったのは若干残念である。
 午後、もう少し円山界隈で過ごす。
 予報は雪であったが、この時間帯、曇り空。時々日は射す。

 街路樹のナナカマドが赤く色づいている。今年初めて秋に触れたような気がする。

 円山公園の中もプラタナスが色付き、低い日を浴びている。昨日は雪だった筈で黄色と白のコントラスト。今日は黄色と青のコントラスト。そんな様子を撮る観光客は半分以上が外国人のようだ。
 円山公園に隣接する北海道神宮に寄る。七五三らしい家族連れも見えるが、やはり外国人の姿が目立つ。今年1月に訪問した際は圧倒的に韓国人が多かったが、今日は台湾、香港、タイという感じであちこちから来ている様子。
 北海道神宮の境内、その外れに六花亭が出店していてそちらに寄る。この神宮茶屋店、という所の限定で扱う餅を食べてみたいとの事。持ち帰りもできるようだが、持ち帰りに人にはすぐ硬くなりますので、と伝えていている。賞味期限が短い餅らしい。いつぞや帯広の本店でいただいた賞味時間3時間のサクサクパイを思い出す。


 判官さま、というのは北海道神宮に因んだ名前らしい。1個140円の餅にお茶を出して貰える。同じく帯広本店でサクサクパイにコーヒーが付いて来た事を思い出す。この会社、本当に儲かっているのだろうかと思う。
 餅を頂く間に日が翳る。時刻はまだ14時過ぎだが、一気に夕方になった感がある。もう2時間もすれば緯度の高い北海道は夜が迫るか。
 地下鉄の円山公園に戻ったがもう一軒、妻のリクエスト。餅を頂いたばかりなので時間調整でスーパーを覗いてから改めて向かった先は

 看板には「ミルクスタンド」と出ているお店。首都圏の駅構内では絶滅危惧種みたいな業態だが、こちらのミルクスタンドで頂けるのは

 アイスクリーム。妻はパフェを頼んでいる。スタンドとあるぐらいなので、テーブルや椅子の用意は無く、店頭で頂く不思議な店。まぁ旨いけど、ちょっと不思議な店であった。
 そろそろホテルに戻る。地下鉄で午前中に荷物を預けたホテルに付くと15時半になっている。宿泊の手続きをして一旦部屋に。すぐに出掛けるつもりがうっかりウトウト。気が付くと外は暗くなっている。
 改めて出掛ける。一日乗車券を持っているので 

 地下鉄のお世話になる。夕方のラッシュが始まっていて、立客大勢。さっぽろ駅まで向かうとこちらも夕方で人の動きが激しくなっている。
 ちょっと妻の買い物にお供する。のだが、札幌駅から南に延びる地下道で道内の町村が産直のイベントをやっていて何となく覗く。その中で段ボール一杯に入った大蒜をお玉で掬えた分だけお持ち帰り、1回100円なんて奴に挑戦。すると思った以上に掬えた上におまけまでして貰える。普通にスーパーで中国産を買うよりも安くついた気がする。
 ビニル袋に入れて貰った大蒜を鞄に仕舞い、もう少し街歩き。

 大通公園に出る。今日からクリスマス市が行われている。この時期に札幌に来ると当たる事の多いイベントが今年も賑々しく行われている。サッポロビールも出店していて数ある銘柄の中からSORACHI1984を提供している。雪は無くても寒いからビールよりはホットワインの方が売れていたけど。

 行列に並ぶ間にクリスマスツリーの点灯式が行われていた。
 寒い屋外でも冷えたビールを美味しく頂く。でもここでは1杯だけ。次に向かう。再びの地下鉄。18時の東西線は帰宅ラッシュの真っただ中。数駅揺られて、また郊外の方へ。今日は1月に訪れた

 同じ店へ。何気に気に入ったもので。
 前回は空いていたと記憶しているが、今日は混んでいる。ひとまず飲み物から注文。

 こちらのお店、SORACHI1984を扱っているので、まずはそちらを。先程同じものを飲んで来たばかりだが、、暖房が効いた室内で頂く冷たいビールもまた旨い。

 前回はラムしゃぶを頂いたが、今回はジンギスカンにする。3種盛りを順々に焼く。焼き始めるとビールが疎かになるのは仕方ない所。
 近くのテーブルの人達からの会話が漏れ聞こえる。どうやら全て道外からのお客さんらしい。他にもカウンターに客がいるから、全ての人が道外人、ではないと思うけど大通から電車に乗らないと来れないような店まで観光客が来るようになっている。まぁ、落ち着いているので、変にすすきの辺りで食べるよりは好みである。
 1時間程の間にビールと羊を美味しく頂き、お暇する。その帰路。、

 足元に秋と冬が同居している。
 逆ラッシュの地下鉄で大通まで戻る。ホテルに行くには南北線乗換だが、何となく歩いてみる。

 すすきのは外国人観光客で異様な賑わい。いったん消えたインバウンドが2~3倍になって帰って来た。そんな感じが伝わる。
 すすきのの南へと離れると少し落ち着きホテルのエリア。時刻は21時前になっている。荷解きをして軽く飲みの続き。早々に疲れが廻る。早めに就寝。

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