5日間新しいリズムで働いた後の週末。今日明日はゆっくり休もうと思っている。
 そのつもりだったのだが、時々腹痛に襲われる。どうやら昨日食べたなにかが当たったらしい。ボイルのままで食べた牡蠣が怪しいがさて。
 午後になって腹痛は落ち着く。そうなると何も体を動かさないのはどうかと思ったので夕方、ちょっとだけ出掛ける。
 平戸桜木道路、Y校の近くを山側に入る。まもなく登り坂。坂の街横浜の本領を発揮するような所になる。

 上を跨ぐのは首都高狩場線。さらに奥へと進んでゆくと

 レンガ積みの古ぼけたトンネルが姿を現す。クルマが通るのは無理そうで人道トンネルといった所。
 正体は大原隧道という昭和初期に作られた水道を通すためのトンネル。現在は水道トンネルとしての役目は終えて、人専用のトンネルになっている。
 折角なので歩いてみる。トンネル内は鋼板か何かでカバーがされているのでレンガ積みが見える訳でない。あんまり歴史を感じる要素はないのだが、平凡な街にさりげなくこんな歴史が埋もれていて、普通に行き来できるのは楽しい。
 帰りは同じ道を引き返してもつまらないので、ドンドン商店街の方に廻ってみる。

 丘陵の谷沿いに作られた道を歩く。高台の上に家が並ぶ景色。これも横浜の隠れた顔だ。中には家の門が谷間の道路に面していて、そこから階段を登って高台の?方に家屋があるような住宅もある。他人事ではあるけれど、配達とかして貰うの、大変だろうなぁ。
 この通り、桜木町から保土ヶ谷の向こうまで行く相鉄バスの通り道。バスは1時間に1本らしい。黄金町辺りでも見かけるけど、もう少し走っている印象があった。


 そのバスが上下(っていうのか分からないが)両方やってくる。それなりに乗り降りもある。登り降りのあるエリアだと、短距離でもバスの需要は根強いようだ。近所だと11系統がそんな感じ。
 寂れた商店街の中にパン屋があって、かもめパンが売っていたので買ってみる。横浜の小学校では給食に採用されているそうで、ハマっ子なら必ず食べているそうだが、小学校時代を横浜で過ごしていない自分たちはもちろん初めて。明日の朝食にする。
 帰宅すると?17時。それなりの時間になった。まだ時間はたっぷりある。そろそろ恥辱の滞貨を片付けなくてはならないが、夕食から酒を飲んでしまったので殆ど進まない。どうも最近は飲むと駄目である。