時計はセットしなかったが7時前には目覚めた。目覚めたのだが、動くのがつらくてダラダラ。ちょっと無理だった。三河で迎える土曜日の朝。
 二日酔いではないが、むぐぐとしている間に時間が過ぎる。今日は豊橋8:45の新幹線で横浜に戻ろうと思っていたが、その時間も越してゆく。
 結局9時過ぎに家を出る。ちょっと考える事があって、10時前に東海道線、某駅の窓口へ。1か月後の3月1日。青森発の寝台特急あけぼの、上野までのB寝台券と申込用紙に記入する。幸い発売日狙いのお客さんは先客には無く一番に受け付けて貰える。週末とはいえ、開放式B寝台の、しかも青森発であれば取れるだろう。後から来たお客さんは同日の上野発、A個室らしい。そりゃ、取れるのだったらそちらの方が嬉しいですけどね。
 一番に受け付けて貰えるのは良いのだが、駅員氏の腕時計と駅の壁掛け時計。秒針の位置が微妙に違う。自分の時計も秒までは合わせておらず、どうなる事やらと思っていると、駅員氏は自分の信じる秒針に従って10時打ち。この時点で駅の壁掛け時計は10時を15秒ほど過ぎている。当然玉砕。やってもうた。
 申し訳ございませんでしたという駅員に一言、残念ですとだけいってその場は終了。取れれば乗るかぁと思った葬送特急だが、今回は縁がなかったようだ。
 さて、新幹線で新横浜に向かう。豊橋まで出るとちょうど2時間に1本のひかりの時間。でも、ちょっとまとまった時間が欲しく、その後のこだまに乗る事にする。
 浮いた時間で朝食を。在来線構内の壺屋さんのスタンドへ。今まで気づかなかったメニューがあって、それを頼んでみる。

 カレーきしめん ¥400也

 間違いなく、カレーです。で、壺屋のアイデンティティである油揚げが入っているんです。えって感じ。しかしここはカレーの包容力が存分に発揮されて案外と美味しく頂けるから、不思議と言ったら不思議。東海道筋の名物かも知れない。
 さて、新幹線。


 644AはC29編成が来る。豊橋からこだまに乗って東に向かう人は殆どおらず、それは名古屋でも三河安城でも同じことで

 自由席1号車のお客さんはわずかに2人。豊橋で乗ったのは自分だけ。6,7号車あたりだと別の景色かも知れないけど、暖かな車内に寒々とした光景をのせて、こだまは東に走り出す。
 京王線恥辱、ソウル二日目を綴りつつの二時間。まぁまぁ集中できる。

 春のようなぼんやりとした富士山を横目にしつつ、キーボードを打ち続ける。新横浜までは2時間。

 最後までがら空きだった新幹線を降りて自宅へ。いい加減京王線を撮っていない事が気になっているが、今日は撮りに行く元気がない。明日も無理だと思う。
 自宅に戻ると集中力がやはり落ちる。色んな所を見ている間に、サイバーステーションなんて所にたどり着く。上野-青森の在来線特急なんて空席検索を掛ける。下りは平日も満席だが、上りは平日だと少し空きがある様子。下りだと定時に仕事を無理無理切り上げれば、何とか上野発に間に合い、翌日1日の休暇だけで何とかなるが、上り列車に乗ろうとするとそうはいかない。
 そういえば特急白鳥が無くなる時もサイバーステーションで空席検索を掛けて遊んだっけ。2001年の事だ。その時からサイバーステーションのサイト構成。殆ど変ってないよなぁ。
 考えている間に、ふと思い立って途中区間までの空席検索をしてみる。するとある事に気付いて色々と更に思いが回る。
 夕食後、もう一度出かける事にした。寝台券を取る手法に辿り着いたもので。
 地下鉄で関内まで行ったが既にみどりの窓口は営業終了。毒食わば皿までで

 根岸線E233系は151編成に揺られ、横浜まで足を伸ばす。窓口で少々手間取ったが、3月1日の葬送特急あけぼの、B寝台券を入手。意気揚々と帰宅。

 帰りは京急にした。23運用は819編成で。
 気分が良いので軽く日本酒。飲みすぎだなぁと思いつつ23時過ぎまで。