JL1470 JA607J MYJ→HND

 当初の予定より2時間以上遅れて20:17、ようやく優先搭乗が、次いで20:22に一般搭乗が開始となる。乗るまでに缶ビール3本。ちょいと酔っ払ってしまった。
 今日の機材はレジが示すとおりの国際線機材。今日はクラスJを抑えていたので割り当てられたのはビジネスクラスの座席。いわゆるseasonsという奴ですね。ぱっと見た瞬間にはそんなに広々としているようには見えなかったけど、腰掛けてみると広いなと言う事が分かる。新聞を受け取ると東京版だった。クラスJは満席。普通席は良く分からない。隣席のおじさんがリクライニングのレバーをごそごそ弄っている。4つあるんだよね、レバー。確かにどれがどれだか分からなくなるかも。
 20:27、Doorclose。羽田までの所要時間は1時間10分と案内が入る。動き出すのが何故か遅れる。Pushbuckが始まったのは20:37のこと。20:46、ようやくTakeoff、RWy32。
 外はすぐに真っ暗になる、どこを飛んでいるのか良く分からない。20:51、案内。羽田到着は21:55となる見込みだとか。2時間半遅れだけど、もうどうでも良くなる。ベルト着用サインが消灯したのが20:58、気持ち遅い目で雲が出ていたのかもしれない。揺れはしなかったけど。
 国際線機材のビジネスクラス、しかも新鋭機だけどパーソナルモニタは無いのでNHKニュースやら機内プログラムの合間に時折出て来るナビゲーションマップしか場所を確認する術が無い。離陸後はしばらく機内プログラムが続くから、さてどこやらと言う状況が続く。
 ドリンクサービスが廻ってきた21:25ごろ、ようやくナビゲーションマップが出てきて軌跡が分かる。映し出された軌跡に目を疑う。松山空港を飛び立った機体は東南へ向かい高知県へ。室戸岬北方から太平洋に出て串本上空を通過というもの。たまたまドリンクを貰っていたところだったからアテンダントさんを問い詰めそうになる、いや、思いとどまったけど。多分、関西上空に雨雲が出てて迂回したんだろうなぁ。
 21:40、大島上空まで戻ってきた。どうやら55分羽田は無理な予感。飛行機は大島から館山を避けて房総半島の外側へと回りこむ。再び雷雲迂回かなぁ。到着がますます遅くなる悪寒。21:51、ベルト着用サインが点灯する。あと15分で着陸するとの事。雲に突っ込み、揺れが始まる。21:56、雲の切れ間から街明かりが見えた。房総半島に差し掛かっているらしい。もう一度揺れ。22:03、右旋回を始めて地上が見えてくる。22:05、地上が三度見える。今度は場所がはっきりと分かる。見えているのは千葉マリンスタジアム、っー訳で幕張上空。ようやく東京に戻ってこれたようだ。22:07、Touchdown、RWy22、おや22か。逆噴射かまして減速し、第一ターミナルへとTaixing。ターミナルの前をゴトゴトゴトとTaixing、何処まで行くの?と思っているとどんどん先へと進んでターミナルが途切れ、Spotinは600番台のどこか。時刻は22:19。ここからバス連絡。辛いなぁ……