EL750 JA391K

 チェックインは羽田で済んでいるのでひとまず展望デッキに出る。出迎え客なのか見学客なのか、結構な人手がある。警備員の姿も。待つことしばらく、定刻より遅れて東の方角に光が見える。着陸機だ。警備員が見物の人に光る機影を指差して「あと1分ぐらいで来ますよ」なんて教えたりしている。機影は見る見る大きくなり揺れながら着陸。さきほどのJA391Kだ。リバースをかけて急減速。ゆっくりスポットへと入ってくる。
 一度発券カウンターに戻る。珍しく荷物を預けようと思う。帰りの便は満席だと言うので、預けた方がスマートかなぁと。X線検査を通って受付へ。「お客様、中身は高性能なカメラですか」高性能と聞かれても正直困る。どこに性能の基準を設ければ良いのか。返答に困る。とにかく荷物は預けて身一つで搭乗待合室へ。
 案内では定刻、だったけど到着機が遅れた影響か、搭乗開始も若干遅れ気味。案内では後方座席の方からと言っているがあまり大きな声ではなく、どの程度守られているものか良く分からない。自分はというと後方座席が何番からなのか聞きそびれ、15Fという座席が
前方に該当するのか後方に該当するのか、良く分からない。もう一度案内が入って後方座席=搭乗の対象であると分かった時にはもう大行列が出来ていた。案内がはっきりしないうちに並んだ人も多い様で搭乗するまで時間が掛かるし、機内に入ってみると前方座席に座っている人も居るし。
 15Fは非常口座席。なぜか14Fと13Fに当たる座席がなく空間が空いているので足元は広い。その代り座席前のシートポケットが無い、私の機内紙はどこ?と探すと15Eに2冊入っている。
 15:51 ようやくドアが閉まる。乗務員は行きの747便と一緒。15:53 pushbuck 機内は満員の、主にツアー客らしいお客さんが持ち込んだ荷物が溢れ、アテンダントさんが右往左往している。荷物預けて正解だったかもしれない。そうそう、満席との案内だったけど何故か隣の席が空いている。何故だろう。
 荷棚の確認に手間取ったせいかtaixingが15:58に遅れる。滑走路をゆっくりと進み滑走路端でターニング。16:03 takeoff RWy25 機体が地上を離れたとたんに大揺れになる。ふらふらしながら上昇して行く。機体が揺れておりますが安全な飛行には差し支えありませんと案内。羽田到着は17:00の見込みだそうな。雲に突っ込む。揺れるフライトになるのだろうなぁ。
 揺れた割にはベルト着用サインが消える。16:12。機体は雲の上を飛ぶ。ところどころの雲の切れ目から海が見える。どうやら新潟の方へ飛んでいるらしい。ドリンクサービスが始まる。揺れが予想されるので種類を限定するとの事。スープ、烏龍茶、オレンジジュースと言ったように思えたけど良く聞き取れなかった。
 16:29、地上を目視出来た。平野だ。ひょっとすると新潟→大子と迂回して関東平野の上空に差しかかっているのかもしれない。ドリンクの順番はまだ廻らない。2人一組で廻っているものの、酒の注文が入ると一人はギャレーに戻るらしくほとんど一人でサービスしている。B737は3-3のシートコンフィグ。1列で6人にドリンクを出す必要がある訳で確かに苦しい。B777なら2-5-2なり3-3-3だから4ないし5人。B767で2-3-2だから3ないし4人か。B747でも3-4-3だから5人。1列6人は相当な負荷とである事は確か。16:35。シートベルト着用サインが点灯。っー訳で帰りの便もドリンク、無し。
 16:39、幕張が見える。やはり北側からのアプローチ。大子経由とみて間違い無いのだろう。航空路の関係だろうけどえらい遠回りだ。前回新潟から乗った時は羽田空港混雑とかで千葉上空を一回りしてからだったけど今日は真っ直ぐ羽田へと向かう。今回は翼の近くなのでgeardownしたのが分かる。16:43。
 何時の間にか南に廻り込んでた。着陸は16:46。RWy24R。ターミナルから随分と離れたスポットに到着。ここからバス連絡となる。
 荷物を受け取る。高性能カメラ=精密機械っーことでベルトで流すのではなく、手渡ししてくれるとの事。さて何時貰えるのかなと思ったらカウンタに既に見なれたバックが。引換証を渡して受け取る。このタイミングで受け取れるなら毎回預けても良い。
 ここから普段なら横浜に戻るところだけど、今日は都内に出る。橋本急行に10-300R系が入っているそうな。聞いたところによると19Tと言う。19Tは新宿18:02。現在は17:15。何とか間に合うような気もするけど。モノレールは17:07の普通。浜松町まで23分。京急は17:14の快特。品川まで16分。各々17:30に山手線の駅に着く。新線新宿18:02はちょっと苦しいので都営線内で迎撃する事にして京急にする。