2018-03-31

 目覚ましで無理に起き出す。外は明るい。時刻は5時過ぎ。立春が過ぎた分、夜明けが確実に早くなっている。
 身支度、荷支度。スーツケースに空き缶と空きペットボトルを入れる。こちらの収集がひと月に1度。しかも捨て方が分からず、1度のチャンスを逃してしまった。来月まで待つとさすがにゴミが増えすぎる。
 6時過ぎに家を出る。今週は横浜に戻る。18きっぷがあと2回分。その一枚に日付印を入れて貰った。

 2週前に乗った同じ電車。今日は後ろ側に乗ってみたら案外と座れる。その経験の積み重ねで最適解を見つけてゆく事になる。
 30分程で米原。ここで浜松行きに乗り換え。米原乗換の最適解はできるだけ階段から遠い所に並ぶ事。待つ事しばし、

 始発の特別快速、浜松まで足を伸ばす特別快速がやって来る。まぁまぁ座れる。二週前より空いているかな。
 空いているおかげで少々京王線恥辱を進めておく。米原を出ると関ヶ原越え。途中に見える桜の木はまだ蕾。ほんの1時間走っただけで季節が遡る。大垣に降りる事には満開に戻る。この先はどこまでも満開だった。
 名古屋を過ぎて少々居眠り。豊橋まで。更に東に進んで静岡地獄の始まりとなる。この列車は浜松行きだが、このまま熱海まで行けたらだいぶ楽だけどなぁとふと思う。勿論、行先が急に変わることは無い。10時前の浜松で乗換となる。
 階段を降りて登って、8両から4両へと半減の列車に乗り換え。ロングシートの隙間に入り込んで、間もなく出発。静岡地獄が深まって行く。
 本来座るべき地元のお客さんが増えて行って大井川を越えると島田。荷物の大きなお客さんがたくさん降りてゆくけど意外と空かない。

 列車は静岡まで。この後は10分後。島田始発の沼津行き。島田で降りたら確実に座れるけど、そこを不確実にして静岡まで来たのは買い物をしたかったから。10分の間に乗る前に買いそびれたポケットティッシュを買い求め、10分後の沼津行きに乗る。今度は最後尾。混んでいたが、清水までに座れる。
 1時間揺られると12時過ぎに沼津。今日はここで昼食にする。


 完全に関東圏の濃いめ出汁で天ぷらそばを食べる。10分の乗り継ぎで何人か注文するのでその間だけは戦場。数分で空気はまったりの方に急速に傾いて行く。

 さて静岡県の最後は熱海まで。電車が5両に増えた分、座るのは楽。熱海から先は10両になるからもっと楽。久しぶりのボックスシートで沿線の桜を眺めて1時間少々。暖かな横浜の街に着く。今日はここまで。横浜から京急に乗り換え、自宅に向かおう。

 京急線、1運用は1401編成。日ノ出町を出ると車内の人たちが進行方向左側の車窓に注目。間もなく大岡川の桜並木が見えてくる。
 昼下がりの南太田。スーツケースを引っ張って自宅まで。途中の蒔田公園は花見客でにぎわっている。帰宅したら、寒くならないうちに自分も花見をしますか。
 家に帰るとネジが緩みそうになる。そのままだらんとしてしまいそうだったが、30分程で出かける事にした。再び外へ。大岡川下流の方へぶらぶらしてみる。

 桜は散りはじめであった。妻によると昨日の風で散り始めたそうだ。今日も花吹雪まで行かないが、ひらひら、桜、舞い落ちる。
 花の命は短い。南区主催の桜まつりは来週8日だが、この調子だと葉桜だろう。横須賀基地の桜まつりは先週だったそうだが、毎年フライング気味で桜の咲かない桜まつりだったので、数年前にフレンドシップデーに名前を変えたそうだ。
 行政は不発でも民間は図太い。黄金町の駅近く。毎年一瞬カオサンになるエリアは今年も極小的にカオサンだったし、

 大岡川を行く船も賑やか。イベントの少ない分、今年の桜は落ち着いてみる事が出来る。これで良いんじゃない?って気がしてくる。

 人の思惑は色々あれど、桜はどんなに鈍感な人にも分かりやすく春を告げ、散ってゆく。

 もう一つ、こちらも春を告げている。昨日開幕だったのは知っているが、遠くでニュースを見て結果を知るのみ。
 大岡川から外れて有隣堂へ。貨物時刻表の最新号を買い求めると帰宅。日が翳ると肌寒い。もう一枚欲しくなる。最後は少々震えながら自宅まで。
 家では録画を見て、軽く飲んで深夜まで。朝早かった分、眠くなるのも早い。最後はバタンと。

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