JL208 JA303J B737-800 NGO→HND

 羽田行きの出発は20:40。20分前には搭乗口に着くように移動する。

 ほぼ20分前に優先搭乗が始まる。今日は早々に乗り込んでしまう。機体の写真は撮りづらいので、


 こんな写真でごまかす。待っていたのはJA303J。今朝のJA305Jが台北経由成田へ向かい、入れ替わりで成田から台北経由名古屋にきた機材が羽田へと向かう。乗務員も入れ替わっている。

 帰りは窓側席が取れておらず、非常口席の通路側に座る。キャンセル待ちで手に入れた空席だが、そんな状況に相応しく、見た目空席がない、ほぼ満員になって20:37、Doorclose。羽田までの飛行時間、40分と告げられる。飛行中、揺れが予想されるとのこと。
 定刻より早く20:38、Pushbuck。20:42、Taixing。羽田混雑で待機、なんて雰囲気は無く、軽やかに誘導路を進む。滑走路端に到着するとそのまま滑走路へ。20:48、Take off RWY18。
 知多半島沿いに南下すると、三河湾口に沿って東へ進路を変える。

 しばらく沿岸を飛んだ後に、少し南へ進路を変えた。そのまましばらく。20:57、ベルト着用サインが消灯する。
 早速機内サービス。短距離線ではお馴染みの、キャンディーの配布となる。

 今回の物、B737-800の登場10周年記念デザインだった。この10年、経営破綻を挟んで機材の小型化が進み、国内線では737が主力になっている。無事に10thを迎えられた事、JALのヘビーユーザーとしても喜ばしい所。
 21:03、あと5分でベルト着用サインが点灯する旨の案内が流れる。余りに早いが、フライト時間40分なのだから、もう半分が経過している。
 今日は通路側だから、と試しにお手洗いに立ってみた。

 普段の国内線なら、たぶんやらないであろう装い。国際線の間合運用らしい光景が広がっている。
 席に戻ると間もなくベルト着用サイン点灯。時刻は21:05。これから揺れが予想されるそうだ。飛行機は伊豆半島の南端から東へと進んでいる。軽く揺れた後、着陸態勢に入る宣言。今度は大揺れがきた。21:23、まもなく着陸のコールがあって、窓外に川崎の工業地帯が見えてくる。21:26、Landing、RWy34L。21:29、Spot in SP17。

 振り出しの羽田に戻った。まだ21時半過ぎ。21:50の新逗子行き特急に乗れるなぁと思いながら、制限エリアを後にする。京急の改札へと向かう途中、

 あれっと思う。空港線、みんな蒲田止まり?

 川崎から先、横浜方面の運転、目途が立たないらしい。川崎か蒲田からJRかぁと思いながら窓口で聞く。すると横浜行きのリムジンバスでも振替をやっているそうだ。

 ならばと切符を買って振替証を貰う。リムジンバスを志したが、今いるのは第一ターミナル。第二ターミナルで満席になりそうだったので、歩いて第二まで足を伸ばす。

 第二ターミナルでも横浜行きのバスを待つ行列が伸びていた。今日のYCAT行き、第二ターミナルで乗車制限をしているそうで、満席にはしないで第一に向かわせているそうだ。これなら第一で待っても良かったかなぁと思わなくはない。
 この時間の横浜行きは8分間隔。応援が出てくるそうで臨時便もあるらしい。しばらく待つ。1便来る毎にじわりと行列が進む。

 3台目だったか4台目だったか、臨時便があって乗る事が出来る。後ろに伸びる行列の勢いが鈍くなっていて「運転再開」なんて言葉も聞こえてきたような気がしたが、バスに乗ってしまう。
 バスは第一ターミナルへ。こちらには明らかに長い行列が残っている。第二での乗車制限、と言う事は聞こえたが、その配分は始発有利だったようだ。
 バスは早いぞ25分で横浜まで運ばれる。

 振替証だけ渡すと切符が手に残る。この先どうしようかと、京急の改札に行くと電車は動いている。逝っとけで快特-特急-快特-快特、なんて調子かなぁと思ったら普通車が仲木戸に居る、というので京急にする。手元の切符。改札は通らないので有人改札を利用。ホームに上がる。

 22:45過ぎ、37運用1589編成になる。南太田に23時前。直前まで南太田待避、と言っていた気がするけど、後続の快特は無く、さっさと出て行く。改札はそのままでは通れず、有人改札に行って事情を説明すると、丁寧に謝られた。

 22:10に運転再開だったようだ。殴り書きの文字が慌ただしさを物語る。