JL134 JA623J B767-300ER IMT→HND

 19:00を過ぎて、そろそろキャンセル待ちの発表時間。早めにラウンジを括り、席を立つ。

 行きと同じJA623Jが同じスポットで待っている。10時半から延々待ち続けていたわけではなく、自分が客先と打合せをしている間に、JA623Jは伊丹-羽田を2往復している筈だ。
 空席待ちカウンタに赴く。整理券を持っていっている人がちらほらしていたので、自分も提示。クラスJがご用意できます、と言った後で、ちょっと待ってください、と言ってしばらく、ファーストクラスもご用意できますが、如何なさいますか?と。ならファースト乗りますか。
 既に優先搭乗が進んでいたので、逆に最後でいいや、と待合室のベンチでしばらく待つ。

 10分前にそろそろと乗り込んでみるとファーストもクラスJもまだ空席がちらほら。
 今日は通路側の席。座って落ち着くと上着をお預かりしますと。折角なので背広の上を預ける。PCを取り出しておこうかと思ったけど、食事も出るし、慌ただしいからやめておく。
 上手に時間を使う人は沢山いて、三々五々、席が埋まって19:25、Doorclose。羽田までの飛行時間、45分と告げられる。途中、風の影響で揺れが予想されるとのこと。
 19:30、Pushbuck。19:35、Taixing。誘導路へと向かう途中。飛行機が停まる。19:38、機長さんから案内。羽田空港混雑の影響で、管制から10分間、この場に留まるよう指示を受けたとのこと。しばらく停まったままで待たされる。19:47、再び動き出す。19:54、Take off RWy32L。羽田到着20:40見込みと告げられる。
 左に、左に旋回し、遠くの窓から関西の夜景が零れたり溢れたりしながら高度を稼いでゆく。少々揺れ。それなりに揺れ。普段なら早々にベルト着用サインが消えるところが、難しいようで、サイン点灯継続。そして継続。今日のファーストはもしかして、椅子だけファーストかな?と思い始める。そんな事を考えてしまうのは我ながらさもしいものだが、仕方ない。
 揺れが少し穏やかになった20:05、ベルト着用サインが消灯する。前後のカーテンが早々に閉められる。定員5名の小さな空間になる。ワゴンが前のカーテンから出てきて後ろのカーテンを通り過ぎてゆく。さっさとサービスをしてしまわないと、すぐに羽田だ。
次いでファーストの食事が出てくる。一斉にと言う訳にはいかず、順番がやって来ると20:12。

 今月は高知のホテルとタイアップ、とのこと。

 前菜と

 メイン。

 パンと

 デザート。国際線のビジネスクラスよりもしっかりまとまっているような気がする。
 シャンパンの小瓶を出してもらって頂く。食事の途中、20:17にはあと10分でベルト着用サインが点灯する旨の案内が流れる。実に慌ただしい。着陸準備に入るのでファーストクラスとクラスJの間を仕切っていたカーテンが開けられる。こちらはまだ食事中。すぐ後ろの視線を感じる訳ではないが、ちょっと気まずい。後ろを振り向くわけではないけど、やはり気まずい。 
 大慌てで食事をシャンパンで押し込み、トレーを下げて貰う。コーヒーはいかがですか?と聞かれる。そんな時間があるとも思えないが、紙コップで提供するとのこと。なのでもらっておく。
 
 コーヒーが出された直後、20:25、ベルト着用サインが点灯する。あと15分で着陸とのこと。羽田の天候は曇りで気温は18℃と案内された。
 飛行機は房総半島上空に差し掛かり、高度を落としてゆく。今日はエンジン音が静かだなぁと思っていたのだが、何のことはない、耳の空気抜きがうまく行かずに聞こえ辛くなっていただけだった。まだまだ調子が悪い事を知る。今日は打ち合わせをしている間に、体調の悪さを忘れることが出来た。調子に乗ってファーストクラスでシャンパンなんぞ飲んでしまったが、まだ体調は本調子では無かった。
 20:39、東京湾に差し掛かり、減光となる。アクアラインが見えて最終コース。Geardownの感触を覚えると、高度を落として、20:45、Landing RWY34L。減速して誘導路へ。現時点で5分遅れている旨のお詫びが伝えられる。Spot inは20:48、SP14。
 降り支度。

 行き返りともお世話になったJA623Jをちょっと撮ってから搭乗口を後にする。制限エリアの外に出ると21時ちょっと前。
 来る時にリムジンバス、往復券を買い求めていたので、帰りも横浜駅まではリムジンバス。

 この時間、バスも道も空いていて、30分弱で横浜駅東口まで運ばれる。ここから京急線

 27運用821編成。帰宅すると22時前。