NU608 JA8998 B737-400 ISG→OKA

 席に座って恥辱の続き。すぐ先にある台湾の出来事を綴っていると、搭乗便の遅れを告げる放送が入る。

 到着遅れの影響、だそうだが、5分ならまぁ、何の問題にもならない。待合室で引き続き、出発を待つ。
 10:55になって事前改札の案内。搭乗は11:05までずれ込む。

 今度はJA8998に代わる。那覇までの飛行時間は1時間もない程度だが、今度はクラスJが取れている。先代クラスJの柔らかめの座席に沈み込む。
 見た目席が埋まり切る。那覇先島諸島を結ぶ便のクラスJ。取りやすい印象があるが、今日は埋まっている。
 11:13、Doorclose。11:15、Pushbuck。前便到着遅れにより出発が遅れる旨、お詫びが伝えられる。那覇までの飛行時間、45分との事。11:19、Taixing。

 誘導路を順調に進んで滑走路へと歩み出る。エンジン音が高まり、少し溜めを作ってから、ロケットスタート。空港が新しくなって滑走路が伸びたけど、出来るだけ短い距離で空に向かう努力が垣間見える。11:23、Take off RWy04。

 すぐに石垣の海岸、サンゴ礁が窓の外全体に広がる。機内から歓声が上がる。

 飛行機はどんどん上昇してゆき、石垣が遠ざかる。雲が出てきて所々海を隠す。眼下の景色が霞みに溶け込んでゆく。
 11:29、ベルト着用サインが消灯する。11:36、宮古島が見えている旨の案内があったのちに、飲み物を提供する旨の案内が入る。シークワーサージュースだそうだ。

 前回は飲み物が出なかったように思うが、夏の間は特別、なのだろうか。美味しく頂く。隣りの人がテーブルのありかが分からなくて困っている様子だったので、教えると感謝される。肘掛の中からテーブル、というのはちょっと分かりづらい、のかも知れない。 
 11:39、機長さんから飛行状況の案内。台風の影響は今の所大丈夫だが、風の変化で揺れが起きる可能性もあるとのこと。那覇到着は12:05となる見込み、だそうだ。
 11:56、ベルト着用サインが点灯する。10分で着陸とのこと。那覇の天候、晴れで気温は31℃と告げられる。

 12:05を過ぎて本島が見えてくる。青く透き通った海岸線が美しいが、

 石垣の海岸を見た後に沖縄本島だと、ちょっと見劣りするかも知れない。地上が近づいて来て、12:08、Landing、RWy36。12:11、Spot in SP22。

 地上では早速次のフライトに向けて、燃料補給が始まっている。

 JA8998とは少々のお別れ。降機して、到着エリアと出発エリアが混在する那覇空港へと歩み出る。

 乗り継ぎの案内が出ている。伊丹行きは到着が遅れた分、乗り継ぎ時間がタイトになっている。そのほか、奄美行きと羽田行きのお客さんがいるようだ。
 乗り継ぎ案内には出ていないが、自分も乗り継ぎの予定を持っている。ただ、手続きが終わっていないので、乗り継ぎ手続きのカウンタに赴く。行先を申告して、簡単に手続き。何の問題もなく完了。ラウンジは右手にございます、という案内も貰う。
 折角案内頂いたのでラウンジに寄って行く。羽田行きの出発を控えているからか、今日もラウンジは混んでいる。

 今日二度目のオリオンビールで喉を潤す。この後の出発は12:45。あまり時間は無い。遅れる、という案内もないので定時だろう。12:30を目安に席を立つ。