JL330 JA8979 B777-289 FUK→HND


 搭乗口に着くと出発15分前。もうファイナルコールになっている。早々に乗っておく。待っていたのはJA8979。元JASのぐるぐるセブン3号機。
 今日はファーストクラスを用意している。今朝福岡に着いたときにアップグレードしておいた。朝の段階では窓通路と席が選べる程度に空いていたが、最終的には満席。ほぼほぼ席が埋まっている。
 座席に着く。朝しか役に立っていないコートは預ける。夕刊を頂き、座席へ。

 今度は飲み物を出された。ジュースしか選択肢はないが、このタイミングでウェルカムドリンクが出てくるのは珍しい。

 19:55、Doorclose。すぐに機長さんから案内。羽田空港管制の指示により、福岡の出発が20:20になるとのこと。それで飲み物が出てきたのか、と納得する。

 今後はおしぼりが出て来る。
 新聞に目を通していると20:07、Pushbcuk。まだ20分には少々間がある。出発というのは、離陸の事だったのかなと思う。飛行機は南を向いて一旦停止。20:14、Taixing。すぐに停止する。もうRWY16端。着陸機を1機、先に通した後に滑走路へ。20:19、Take off RWy16。

 離陸すると福岡の市街地が一面に広がる。高度を上げ、東へと機首を向けると次第に光が疎らになる。少々の揺れの後、20:28、ベルト着用サイン消灯。羽田着陸は21:40、搭乗口への到着は21:50を見込んでいるとのこと。

 改めておしぼりが供される。そして、飲み物の注文。今回はシャンパンから頂く事にする。少々間をおいた後、

 食事よりも先に飲み物とおつまみが運ばれてくる。先日、千歳から乗った時は食事と飲み物、同時だったが、準備の進捗の関係か、それとも飛行時間に多少の余裕があるからなのか。

 今月の食事は三重県とのタイアップだそうだ。

 メインは鯛。


 前菜が二種類あって

 ご飯も三重県米。

 味噌汁は赤だし。芸が細かいと思う。

 そしてデザートと。
 食事を頂く。杯が空くと早速注がれる。今日のJAL、飲ませるエアラインの本領を発揮している。国内線で飲ませる感に満ちてるフライト、なんて何時以来だろう。
 20:52、機長さんから飛行状況の案内。現在徳島上空、15分後には降下を開始し、21:40、羽田空港着陸。ゲートへは21:50に到着を予定しているとのこと。羽田の天候は曇り、気温は13℃と告げられる。
 食事の後で日本酒を勧められる。三重の銘柄だそうで、

 試しに頂いてみる。4合瓶でやってきて、グラスに注がれる。国際線ビジネスクラスだと1合瓶で出てくるので、ちょっと調子が違う。スッキリとした味わいで、今日の食事にはよく似合ったかも知れない。
 自分が言うのも難だが、今日のファーストのお客さん。良く飲む人が揃っているようだ。空の上に居酒屋を作りました、状態。
 21:14、降下を開始し、10分でベルト着用サインが点灯する旨、案内が入る。この期に及んで、更に一杯、日本酒を勧められたが、さすがにやめておく。

 このタイミングで何故か飲み物が配られる。お持ち帰りの袋も一緒に渡される。お土産、扱いなのだが、何かのタイアップだろうか。コートも返却。21:28ベルト着用サイン点灯。羽田への着陸、空港混雑のため、21:45になるそうだ。天候は曇りで気温は13℃と改めて伝えられる。

 飛行機は京葉側の湾岸を舐めるように高度を下げてゆく。どこかで時間調整を出来ているのか、ぐるぐる廻りだす、なんてこともなくしっかり高度を下げてゆく。

 鼠の園が見えると羽田への最終コース。煌びやかな東京の夜景を眺めて21:46、Landing、RWy22。21:54、Spot in SP12。

 ここまでお世話になったJA8979をちらっと眺めた後にリムジンバスの乗場に急ぐ。今朝は往復券を購入しているので、帰りも必然的にバスになる。名古屋からの帰りにこの時間帯が多いのだけど、その経験を踏まえての選択。

 22:08というバスに乗れる。横浜まで25分。これでおおよそ目途が立つのだが、今日に限って湾岸線渋滞で横羽線を迂回するとのこと。

 何故か穴守稲荷の方まで連れてこられる。ようやく高速に乗り、

 それでも横浜までは30分程。思ったよりは遅くないが、今日は電車の方が早かったかも知れない。
 最後は

 39運用1545編成で帰宅。