JL138 JA773J B777-200 ITM→HND

 伊丹から羽田への最終便は20:20。綺麗に毎時30分発に揃っているのだが、21時までの運用制限のためか、最終便だけは20分となっている。その最終便。既に搭乗開始となっていて、搭乗口の行列はなくなっている。
 
 待っている飛行機はJA773J。金曜日の最終便だから混んでいて、予約変更を掛けた時点では数席程度の余裕だったが、キャンセルがそこそこ出たのが、現在は普通席が△。クラスJとファーストクラスは×となっている。上級クラスから埋まっていく、なんて書き方をすると好景気なのかと言う気がするけど、どうなのだろう。
 宛がわれた座席に座る。直前の予約変更だったから後方の真ん中と言う席しかなかったのだが、手続き時に中ほどの席ではございまずが、と前よりにしてくれた。
 前後左右、見渡す限り、人で埋め尽くされたB777の機内でおとなしく。20:17、Doorclose。羽田までの1時間、辛抱タイムの始まりとなる。20:20、Pushbuck、20:27、Taixing。
 
 夜間の離陸に際してと言う事で機内減光となる。LED照明がすっと変わってゆく様子はなかなか良いものだが、それがプレミアム感向上になるかというと正直良く分からない。テレビモニタの映像で空港の南側に向かっている事を知る。いつものRWY32Rだろう。
 滑走路端で停止。門限目掛けて集中する着陸機を何機かやり過ごす。最終便だけ30分発に合わせられない理由はこれだろう。何かあって出発が遅れたら、順番待ちの間に門限になってしまうのかも知れない。
 ようやく順番が来て20:38、Takeoff RWY32R。左に旋回、もう一度左に旋回で東に機首を向けたはずである。真ん中も真ん中なのでこの辺りは想像の中での事。20:44、ベルト着用サイン消灯で灯りが戻る。
 早速ドリンクサービスが始まる。座っていた場所が偶然、後方席を廻るワゴンの起点だった。真っ先に飲み物を頂く事になる。
 
 スープを頂く。先程はビールを1杯しか飲んでないし、塩分が欲しい訳ではないが、このスープでさっきのビールは〆にする。
 出されたものを飲んでしまえば、後は身を窄めて40分程の空の旅。どこを飛んでいるのか定かでないまま東に向かう。21:07、機長さんからの案内が入る。現在、高度6400mを順調に飛行kしているとのこと。羽田空港到着は21:40のSpot到着を見込んでいるそうだ。羽田空港混雑の影響で遅れるとのこと。羽田の天候、晴れで気温は29℃と告げられた。
 21:17、ベルト着用サインが点灯する。あと15分で着陸とのこと。リクライニングやテーブルを元に戻るよう促される。羽田の天候、晴れで気温は28℃と告げられた。何時の間にか窓の外に一面の街灯りが見えている。旋回しているようにも思えるが、良くわからない。21:32、Geardown。そしてテレビモニタの滑走路が大きくなっていって、21:35、Landing。RWY22。
 国際線ターミナルの真ん前から国内線ターミナルへと向かって21:41、Spot in SP8。
 
 中部空港から到着するときの時間だなぁと思いつつ飛行機を降りる。さて今日はこの後、色々とやらねばならない。
 まずは先程預けた荷物を受け取る。最終目的地までスルーで空付ける事は勿論できるのだけど、荷物を若干減らしたい。
 受け取った後で国際線ターミナルへ。ターミナル間連絡バスに乗るのが、推奨の交通手段のようだけど、外に出てみるとバスはおらず、蒸し暑い。そしてバス待ちのお客さんが結構いたので敬遠する。電車でも無料チケットを貰えるはずだ。
 空港の案内所でチケットを貰うのだが、これが結構面倒だった。航空券にパスポートの提示まで求められ控えを取られる。そして
 
 こんな仰々しい紙を渡される。京急に向かうエスカレータの途中で困った記述を見つける。更に窓口で切符と交換しろだと。。。。。
 係員がしばらくお待ちくださいと引っ込んでしまう。発車時間迫っているんだけどなぁと思いつつしばらく。
 
 ようやく渡された磁気券を手に飛び乗った電車は
 
 5H運用、この塗装は言わずと知れた2011編成。一駅、国際線ターミナルで降りる。
 上りホームから改札へ行くと2階到着階に出てしまう。国内→国際線の乗継客の事を想定していない造りだが、今日は到着階の方が都合がいい。
 まずは着替える。仕事仕様の複から遊びに行く体裁の服へ。そして、仕事関係の書類と今日までの衣類は時t買うに送り返す。荷物発送の窓口で段ボールを売って貰って、一つを自宅へ。ここで改めて三階に向かう。
 
 改めて荷物だけを預ける。チケットは伊丹で発券した物そのまんまで完了。さて出国だが、保安検査の行列が恐ろしく長い。試しに北側の出国審査に行ってみるとこちらは空いている。出国は少々行列が出来ていたが、自動化ゲートであっさり完了。あまりにあっけなく、何かやり残した事があるのではないかと不安になる。
 さてラウンジ。まだ夕食を食べていないが、その前にシャワーにする。幸い、すぐに案内して貰える。このタイミングでシャワーを使えるのは非常にありがたい。
 さて夕食。順調には来ていたが、23時になってからの遅い夕食となる。メニューは
 
 ビーフカレーとその仲間たち。美味しいのだけど、案外と早々にお腹が膨れる。後は5階に登って、
 
 ここには黒ラベルがあるのが嬉しい。ビーフカレー黒ラベルで是非とも頂きたいものだが、それにはカレーを5階にもって上がるのが良いのか、それとも、ビールを4階に下がるのがよいのか。はて。