今日はこれから台北は松山空港に飛ぶ。出発は18:20、146番搭乗口からである。
この3月に行われた国際線枠の拡大に際して広がったエリアだが、当たり前のような顔をして搭乗口が並んでいる。
待っていたのはJA651J。相変わらず羽田の国際線ターミナルは搭乗機の写真が撮り辛い。搭乗橋から数枚搭乗機を撮影してから機上の人となる。
機内はビジネス、エコノミーどちらも満席。比較的安価な日程を選んでの搭乗だが、さすがに混雑していた。18:15、Doorclose。18:20、Pushbuck。定刻に出発となる。18:24、Taixng。ターミナルにエールフランスの機材を見てA滑走路へ。そのまま滑走路に進入するとまもなく離陸の案内が流れる。18:29、Take off RWy36R。
※早いねぇとつくづく思って書いているのは、5月14日、DoorCloseから離陸まで50分以上掛かったJL707の機上でこの文章から、でしょうねぇ。
暮れなずむ東京湾を旋回して西に向かう。横浜を眺め、自分の会社が見えてくる。写真を撮りたい所だがベルト着用サインは消えない。フライトによっては電子機器OKの案内が流れるけど、今日は無かった。
富士山が見えて来たのち、18:47、ベルト着用サインが消える。
さっそく暮れてゆく中の富士山を数枚、撮っとく。雲は低く垂れこめているようで富士山が顔を出していたその先は雲海となる。
夕陽を追いかけてゆくフライトだが、太陽が逃げるのが早い。だんだんと外は暗くなってゆく。
台北へのフライトは短距離の扱い。羽田を18時20分に出て台北に21時。時差が1時間だから3時間40分というのは十分長い気がするけどJALのくくりでは短距離の扱いであり、ドリンクと機内食が一緒に出てくる。
台北線のエコノミークラス機内食はいわゆる空弁。今月の台湾線は「賛否両論」なる店の監修だそうだが、
開けてみると
中身減ったねぇ。
以前は6品おかずがあってビールのつまみに最適だったんだけどねぇ。韓国線の空弁も同じだが、導入から時間が経つと劣化するとか、変なタイアップが付くと劣化するとか、多いよねぇとは思う。
ひとまず食事は頂く。アイスクリームだけはハーゲンダッツのまま変わらない。食事を頂くと時刻は20時過ぎ。飛行機は宮崎の辺りに差し掛かっている。台北へはあと2時間弱。機内プログラムを見て機上の時間を過ごす。
21:10、あと55分で着陸する旨、案内が入る。免税品の販売は終了と告げられた。改めて入国書類が配られたりして、到着の雰囲気が強まる。21:34、ここで機長さんの案内が入る。向かい風の影響で少々遅れてのフライトとなっている事についてお詫びがある。あと5分でベルト着用サインが点灯し、その後は雨雲の中の飛行となるため揺れるそうだ。
21:34、ベルト着用サイン点灯。21:43、電子機器の使用がNGとなったのち、雲に突入。少々揺れる。雲を抜けると地上の灯りが見て取れた。川の暗がりがはっきりと分かって、どうやら淡水の辺りと思われる、もう一度雲に突っ込んで外が見えなくなり、そして雲を抜けると一面の街並みであった。何となく桃園への着陸が頭の中にあってどこの街だろうと考えていたのだが、この飛行機は台北市内、松山空港への着陸。見えているのは当然台北の街並みである。その街並みがだんだん近づいてくると21:59、GearDown。建物の一つ一つがはっきり分かり、さすがに自分の勘違いに気付く事になる。
22:02、Landing,RWy10。台湾の時間では21:10となる。滑走路を減速してゆくと誘導路へ。一国の首都空港としては小さな空港の誘導路を進んでゆく、21:08、Spot in SP5。
ここまで自分たちを運んでくれたJA651Jにお別れをして入国審査へ。松山空港自体はこじんまりとした空港なので入国客自体が少なく、ゆえに手続きはすぐに終わる。荷物のピックアップ、これもすぐ。
税関も簡単で21時20分には制限エリア外に出てこれた。実に早い。妻がSIMカードを手に入れた後で、
タクシーに乗車。5分でホテルに到着するとチェックイン。
そして21:40過ぎにはホテルの部屋に到着していた。松山空港が本当に街中にあるから成せる技であり、これは特筆に値する。
元気な人ならこの時間から夜市に繰り出せそうだが、さすがにそこまでの気合いは無く、少々の街歩きに留める。
大通りに出てお茶屋さんで飲み物をテイクアウト。台湾の場合、お茶をメインとしたコーヒーショップみたいな店が結構街中にあったりする。お茶屋さんと書くと日本語の文字面だけで茶葉の店と思われそうだが、ちょっと、いやだいぶ違う。
そしてコンビニで缶ビールを買い求めるとホテルの部屋に戻る。明日からまた動くことにして今日はゆっくり休む事にしておく。
