横浜飲み歩き

 東横線も各駅停車を選んで恥辱の続きをひたすら綴る。横浜まで戻ると

 京急線、45運用は826編成に揺られて日ノ出町まで。
 今日は妻が夕方まで不在なので午後は少々この界隈で飲み歩こうかと思う。日ノ出町で降りて野毛の方へと歩いて行き、結局は桜木町まで。

 一軒目はぴおシティの中の立ち飲み屋に。

 ビールは大瓶で¥450。それにアナゴの天ぷらがあったのでそれを頂く。

 揚げたて、柔らかなアナゴの天ぷらは¥300。二つ合わせて¥750。ここでもう一杯ぐらい飲み、食えば十分に満足できて投了できそうだが、今日は一軒一杯で先に進む。
 野毛をぶらぶらしつつ北上。結局、野毛は通り越して阪東橋まで来てしまった。どうもここに入らないとスタートが出来ないような角打ちの店に。

 ビールは中瓶で¥390。それに小袋の菓子が¥60で¥450。ここで日本酒に切り替えるのはとても楽しいが、今日は一軒一杯を守る、と言う事で次へ行く。
 歩いてすぐの黄金町駅へ。ここには入ったことが無いなぁという事で

 黄金町駅の駅そば。土日は15時以降、平日も16時以降には業態を転換。立ち飲み屋になる。京急にいくつか立ち食いソバのある駅はあるけど、夕方は酒場に化けるのは今の所、黄金町の一店だけのはず。

 ビールがアサヒだったので敬遠して日本酒に。銘柄は一ノ蔵と初孫。どちらも¥500。立飲みだから安いに決まっているのだが、一ノ蔵が500円で飲めるのは嬉しい。まぁ先程の甘粕屋酒店だとまんさくの花が¥450なのだけど。
 駅缶酒場、の名の通り、最近はやっていると聞く缶詰をつまみに酒を飲む場所なので、一通りに缶詰が揃っている。安いのだと¥180から、高い方だと¥650とか¥800とか結構いい値段。

 律儀に缶詰を出してもらう。鮭の缶詰が温められて恭しく出されて来て¥350。一ノ蔵と合わせて¥850。スイカ払いが出来るのは、場所柄だけど、ほかの店ではちょっとあり得ない利点。まぁ律儀に缶詰で通したけど、ちょっとしたつまみの類が¥200ぐらいであるから、そちらの方が良いのかも。それと〆にはそば、うどん、ラーメンと揃う所も利点ではある。
 ここでもう一杯ぐらい飲んで最後に〆ればよいのだろうが、まだまだ先に進む。1杯で切り上げ。ここまで¥750+¥450+¥850=¥2,050。
 ここでもう一杯ぐらい飲んで最後に〆ればよいのだろうが、まだまだ先に進む。1杯で切り上げ。ここまで¥750+¥450+¥850=¥2,050。
 四軒目。ふらふらと横浜橋を歩き、かの有名な浅見酒店に行こうかと思った途中、

 横浜橋商店街の脇、横浜橋市場の立ち飲み屋が営業中なんて出ていたからふらっと入ってみる。ドアを開けると目の前がカウンタ。先客が4人いてそれでめい一杯。急にディープな所に来たなぁと思わなくはない。立ち飲みと言いつつみなさん腰かけて飲んでいて、店の人に椅子を差し出される。こっちも普通に受け取って少しずつよけて貰ってできた空間に入り込む。

 ウーロンハイとキムチを頂く。店の人、どっちか分からないけど半島系の人らしく、そんな訛りがある。本場ものらしいイカのキムチは旨かったが、値段は¥500、ウーロンハイも¥500。合わせて¥1,000は本日の最高価格。店の人も「高いでしょ」としきりに言う。日本語が拙い故に本心がてろっと出てくるんでしょうかねぇ。まぁ面白かったから、良いけど。
 ここも1軒1杯で次に。ちょっと歩くと

 再び角打ち登場。時刻は16時半。歴史を感じる大看板が夕陽に照らされている。店の中には先客が10人少々。盛り上がっているところに入り込むのはかなりのアウェー感がある。でも酔いが回っているからあまり気にしない。

 レモンサワーをお願いする。コップに焼酎を半分。それにサワーの瓶という形で供された。これで¥360。ここではつまみは取らず。5杯目だし少々濃いめなのでゆっくりと頂く。その間に17時近くになる。そろそろ夕方開店の店も開く時刻。ならばここに足を伸ばそうか。次、6軒目。

 三吉橋の商店街にあるフライ屋さん。ネットで調べると色々と出てくるのだが、入るのは初めてである。先客は無く、一番目のお客さんとして迎えられた。

 ウーロンハイを頂き、

 そしてフライを少々。

 二杯目はウメサワーですね。自分で味を調整できるんだったと思うのだけど記憶が曖昧。フライももう一皿頼んで、40分程の滞在。2杯飲んで4品食べて¥1300。ここまでの累計、¥4,710。6軒回って普通の居酒屋1軒分程度の飲み代は凄い。ただ、千円でベロベロに酔える居酒屋、略してセンベロを6軒廻ったのだからロクセンベロと言う事になる。人と一緒に飲んでいると割と平然としているのだけど、一人で飲むとこの辺りが限界。
 あまり記憶にないのだが、いい加減帰ろうとなった様子。自宅に帰った記憶すらない。