急行高尾山冬そば号 2014年版

 2月22日は京王線の恒例行事となった急行高尾山冬そば号の運転日。毎回毎回同じパターンではあるが、横浜に居て欠席するのも難なので、撮りに行く事にする。
 ここ数年、急行高尾山冬そば号、略してそば急と呼ぶことにするが、の混雑が激しくなってきて、当日お昼はどこの蕎麦屋も大混雑。結局そばを食べず仕舞になる事が多い。今年も同様の状況が容易に想像できたから

 先に明大前の高幡そばで朝食を済ませておく。
 さて京王線。電車を撮ってから乗ろうとすると撮影箇所は本当に限られる。乗らないの前提ならもう少し幅が広がるだろうけど、今日も結局、つつじが丘。

 橋本特急に

 高尾準特。どちらも先週末、先々週末と運休であったから、久しぶりに眺めた事になる。こんなのを撮っていると段々と人が集まって来る。

 列車は10:17ごろ姿を現す。9730Fが充当。また時間変わった?と思う。

 さてそば急に乗り込む。車内にはイベント告知の中吊りがずらっと並ぶ。例年通りの光景。
 列車は座席が埋まり、ちらほら立客が出る程度の混雑。調布では1番線に入線。各停を追い抜く。その代り府中では待避列車が居なかった。停車駅ごとに乗る人降りる人が交錯し、徐々に混雑が目立つようになる。

 北野を過ぎた所でお箸の引換券が配布される。11時からって思ったよりも早いような気がするのだけど、やっぱりダイヤが前出しになっているのか。列車はノロノロ運転になる。そして沿線は雪景色になった。

 高尾の手前で。いったいどこの雪国と思うような光景が広がる。
 高尾到着。そば急の発車は10:57となっている。各駅停車待ち合わせての発車となりますの案内があって、反対側に列車が来る。11:05高尾発とあり、ずいぶん高尾で停まるのだなと思ったら何のことは無い、今は11:05であった。どうやら今日のそば急、7〜8分の遅れをもって運転中のようだ。
 最後の一区間。いまだに枕木が雪に隠された中を行く。京王線で一番最後まで不通になっていた区間。一週間経ってもなるほどと思わせるような雪の残りっぷりであった。
 どうやらだいぶ遅れて、高尾山口到着。「蕎麦は伸びないうちにお召し上がり下さい」なんて車掌さんが放送でいうから車内がどっと沸く。

 ここ数年、到着してもしばらくヘッドマークを付けたまま、記念撮影タイムとなっていて、今日も急行高尾山口の案内を出したまま停車している。ホームには撮影者が鈴なりになっているが、外に出た方が撮りやすい。こちらも結構撮影する人が増えていたけど、ホームに比べればだいぶ楽である。
 次に記念品を引き換えに。駅前に最後尾の案内があって、高架下で記念品を配っていたから、大した距離ではないと思ったら、

 何のことは無い、駅裏までずっと行列が伸びて折り返しているのだった。今回は何人のお客さんが乗っていたのだろう。ざっと1両100人は下らないと思われるが、年々人手が増えているような気がしてならず、それに反比例して参加そば店は減っているような気がしてならない。今年は18店舗だが、以前は22か23ぐらいなかったっけ?
 箸を引き換えた後も、列車は停まったまま、しかも高尾山口の案内出ている。試しに先程の撮影ポイントまで戻ってみたら、

 まだヘッドマークが付いていた。
 蕎麦屋はやっぱり混雑している様子なので諦めて駅構内に戻る。撮影会は11:30までだったようだ。さすがにヘッドマークが外されて、表示は回送に。箸を引き換えてない方はどうぞお早目にと声かけ。

 列車は普段の姿に戻り、回送列車として出発してゆく。さすがにこの様子を見送った人は数人であった。
 さて、折角の雪景色だから少々撮っていこうかと思う。高尾線内が積雪の感じから言ってよいのだろうが、たまの京王線、本数も欲張りたく

 長沼まで戻る。ここも日蔭にはうず高く雪が積もっていて、一週間前の降りっぷりが忍ばれる。
 ただ長沼まで来たのは結果としてはNG。特急と準特が被る事が多くて、結局は各駅停車しか撮れないパターンが続く。30分程滞在したが、まるで駄目なのでもう諦める。これならめじろ台辺りで撮った方が良かったかも知れない。
 7日の恥辱を綴りつつ、渋谷まで引き返す。手元に東横線の土休日回数券が余り気味なのでこの機会に少しでも減らしておきたい。そしてもう一つ