JL708 JA616J B767-300 BKK→NRT


 成田行きの搭乗口はF3。大きなスワンナプームの外れに位置する。ラウンジからカリカリ歩いて5分ぐらい。

 待っていたのはJA616J。ごくごく普通のJALのB767

 だが今日の機材、ウィングレットが着いている。何時の間にやら改装していたらしい。だが、写真を撮りにくいスワンナプームであるが故、ウィングレッドを着けた凛々しい姿が納めきれない。
 機内は満席。今回は窓ー通路で事前指定ができなかった。極めて残念ながら、中央の3列並びで2席取っている。

 故にこんな眺めになってしまった。残念な眺めだが仕方がない。
 定刻は8:10だが、8:00には全員搭乗完了。Doorcloseとなる。実際のPushbuckは8:12となってこれでほぼ定刻出発。8:19、Taixing。誘導路を進む様子は機外カメラからモニタを通して眺めることになる。
 飛行機は誘導路を進む。まだ朝の空港は混雑しておらず順調に滑走路端へ。8:29、Takeoff RWy01L。揺れも無く順調に高度を上げて行き、8:35には電子機器の使用が許可される。8:39、ベルト着用サイン消灯。

 飛行機はインドシナ半島横断コースを取る。眼下にはタイの水田、水っぽい景色が広がっているのだろうが、その様子はE席からでは良く分からない。
 揺れも無く順調なフライト。早速機内サービスが始まる。
 
 行きと同じくお絞りのサービスから。少し水っ気が多い気がするけど、無いのと有るのとでは大違いなもので。しばらくすると回収。次のサービスまでは少々間が空く。
 
 お手洗いにたったついでに外を見てみる。ウィングレットの向こうに見える空は曇り空。眼下は良く分からないが、まだインドシナ半島だろうか。
 席に戻る。まもなくドリンクサービスが始まる。

 朝8時10分にバンコクを発つ便。1時間ほど経って時刻は9時半。世の中的にはまだ朝だが、このフライトでは普通にアルコールが供される。こちらも普通にビールを貰う。アルコールを選ぶ人、選ばない人、概ね4対6ぐらいだろうか。
 ワンドリンクのあとは少々間延び。朝食は済ませているし、先は長いから、まぁこれで十分。映画でも見て時間をつぶす。10時を少々廻ったころになって、今度は食事のワゴン、巡回開始となった。
 
 飛行機は南シナ海、香港のはるか沖を飛んでいるところである。バンコク時間では10時過ぎだか、日本時間ならもうお昼。日本時間に切り替えたならランチとしてはちょうど良いタイミングとなる。
 
 メニューはこの二つ。前席の対応をしている間に、お選びくださいとメニューを渡されたのでこんな写真が撮れる。妻と二人、別々のものを頼んで見る事にした。
 
 間違いようのないペンネ。エコノミーの機内食では常連だけど日常生活では食べないよなぁと思う。パスタを作るぐらいだからペンネを作っても良さそうだし、
 
 もう一つの選択肢は鶏ステーキ丼、和食枠からの参加となる。一般的にはこちらの方が人気だったようだ。妻から一口貰ったが、まぁまぁの味であった。
 この後は矢継ぎ早に来る。
 
 ハーゲンダッツに、
 
 コーヒー。アイスとコーヒーの巡回の間には日本茶の巡回もあるので、ほぼ5分毎に乗務員が通路を廻る事になる。  
 
 最後に水のペットボトルを渡される。これで11時。日本まではあと3時間少々と言うところ。先は長いといいつつ、半分近くは飛んできた事になる。
 引き続き映画で時間を潰す。まもなく機内が減光となった。時刻は11:16。寝る時間ではないが、サービス終了の意味合いだろうか。しばらくすると消灯する。
 
 カーテンを隔てたビジネスクラスのエリアはまだ煌々と明かりがついている。サービスに掛かる時間の差なのだろうなぁとぼんやり思う。時刻は12時。日本時間にすると14時だからそろそろ日本を意識すべき頃ではある。引き続き映画を見つつ。周りの皆さんも思い思いに過ごしているようだ。
 12:58、機内に明かりが戻る。それを合図にお手洗いに立つ。
 
 ついでに同じような写真を。上空なのに暗さが目立つ。降りる時に揺れるのかなぁと思うような天気。席に戻るとまもなく機内サービスが開始になる。
 
 カートが廻りパンとドリンクを。この時間、カーテンの向こう、ビジネスクラスはこの時間、消灯中。順番が廻ってきて
 
 マフィンにコーヒーと言う組合せを頂く。特におなかは減っていないのだけど、出されたものは食べる、飲むの繰返し。ブロイラー状態なのは間違いない。
 13:26、あと1時間で着陸する旨、案内がある。そろそろ日本時間で考えたほうが良さそうな頃。日本時間だと15:26か、と思いつつ。気が付けばカーテンの向こうも明かりが戻っている。成田に向けてのラストスパート、となる。
 
 ベルト着用サインが着く前にと思ってお手洗いに立ったついでに写真を撮ると、先程と比べても重たい空が広がっている。 
 
 飛行機は既に房総半島の南まで来ていて降下中。時刻はもうすぐ14時。日本時間の16時になろうとしているところ。そして14:07、ベルト着用サインが転倒する。あと15分で着陸との事。電子機器の使用もNGとなった。成田の天候は晴れ、気温は32℃との事。14:15、機内減光となる。
 機外カメラにモニタを切り替えてみる。外にはもう房総半島の水田。どこに行くのかなと眺めていたら、遠回りしている気配がある。徐々に高度を落とすとホテルやらなにやらが見えてきて成田の気配。14:26、Geardown、そして14:29、Landing、RWy16L。減速してゆきB滑走路から誘導路へ。成田に到着しましたの案内と共に日本時間が告げられる。
 日本時間に変わって16:33、Spot in SP87。サテライトの一番端に着いてしまった。
 
 ここまで6時間少々お付き合いしてきたJA616Jとお別れ。入国審査へと向かう。夏休みの盛りなのに北側の入国審査は閉鎖中。大回りさせられるのはなんとも。南側の入国審査。混んでいたが自動化ゲートは空いていて難なく入国となる。税関は「お仕事ですか?」と聞かれたけど、何でですかね?
 
 30分弱で制限エリア外に。
 成田に来るときはアクセス特急が多いが、疲れた帰りはYCATへの直行を選んでしまう。今日もその通りになった。直近のバスを予約すると17:15。YCATゆきだと頻発しているのもありがたい。その代わり回数券を行使しても3,150円だからバカ高ではある。
 バス待ちを外で。蒸すし暑苦しい。バンコクよりも辛い。バスは定刻より少々遅れて
 
 やって来る。第二ターミナルから第一ターミナルを廻る間に満席になり一路横浜へ。
 
 日本らしい風景を横目に東関道を都心へ向かう。土曜日の夕方、千葉を過ぎる辺りから道は混雑。お台場の辺りは本格的な渋滞になった。横浜についてみるとそろそろ日が翳る頃。リムジンバスで体を休めてもやっぱり疲れたままなので自宅まではタクシーを奢る。バンコクでタクシー癖がついたせいもある。
 家に戻ると19時半過ぎ。先程の成田よりは涼しいが、程度の問題で同じ時間のジョージタウンが懐かしい。とても自分で夕食を作ろうと言う気になれなかったので、久しぶりに近所で夕食となった。
 
 
 生ビールに台湾ラーメン、だけど、どうみてもちょっと違う台湾ラーメンだよなぁ。値段はビールが¥400、ラーメン¥500。ビールに限ればマレーシアよりもうんと安い。
 帰宅して荷解き。明日の準備を少々。そして今日は早々に寝ておく。