朝から明らかに温い3月も8日の朝。そろそろコートを薄手のものにしなくてはならないが、この手の切り替えは正直苦手でいつも時期を逸する。このシーズンもどうやら逸した感があって真冬のそのままの格好で出てしまった。やれやれ。
 現場対応と資料作成を。今日は少し早い目に切り上げる。春の18きっぷ、2回目を使おうと思う。

 先日より40分ほど早く出てこれたので豊橋に着いてもまだ明るい。浜名湖も辛うじて見えたが浜松に着く前に日が暮れた。
 浜松の駅は明らかに18きっぷの乗換客が目立つ。男性用のトイレに行列が出来るのは、この先の苦労を知っている人が多いからだろう。自笑亭の立ち食いそばにも行列が見えて、浜松での夕食は諦めざるを得ない。
 乗り継ぎは興津行き。帰宅の時間と重なっているから列車はそれなりに混んでいる。掛川を過ぎても席は埋まっている。ロングシートで左右を挟まれ、縮こまって過ごすことになる。
 静岡に19時38分。だいぶいい調子だが、この先がまたロスになる。

何しろ3本列車があって、どれにも乗れないのである。
ならば夕食を志すが、

上りホームの立ち食いそばは既に閉店。下りホームまで行って

 そばを食べる事になる。温い。
 三島や沼津までの列車はそれなりに走っているが、熱海行きは25分待ち。

やって来た電車、帰宅時間が過ぎたのか浜松からの列車よりは空いている。そして18きっぷの利用者が少々目立つ。気だるい感じを乗せて列車は走り出す。清水を過ぎると客も減り、気だるさが増して行く。
 熱海に21時半前の到着。一週間前よりも1時間弱早く、そのおかげで熱海の売店はまだ営業中。レジに行列が出来る程の盛況ぶり。ビールを買い求めて、

 ビアホール東海道線を開催する。浜松から延々続いたロングシートから解放され、ビールも口にすることが出来、JR東万歳なんて言葉が不意に頭をかすめたりする。
 東京行きの普通列車に30分弱揺られると小田原。熱海からの電車はなぜか小田原で始発の快速電車に道を譲る。最初から熱海始発の快速にしてくれれば万歳三唱なんだけどなぁと思いつつ、今日は乗換。もう飲まずに大人しくロングシートで過ごす事にする。東京からのラッシュ帰りだからか、閑散とした車内は冷房が効いている。薄ら寒くて大変だった。戸塚まで、冷房が効いたままの40分。地下鉄を乗り継ぐと23時前には自宅に到着。先週よりは楽に動けた感はある。