【今日の駅弁】おこわ弁当 ¥680 株式会社崎陽軒


 売り場にあまり馴染みのない駅弁があったから買っておく。崎陽軒の駅弁、種類も多いし売り場によっては扱わないものもあるので、ずいぶん食べてきたつもりでもまだまだ食べ尽くしてはいない。

 700円前後の価格帯は崎陽軒の得意とする所で、この駅弁も手堅くまとめて来ている。その中でもシウマイがアクセントになっている。シウマイが無かったら、価格不相応かも知れない。

 こだまの指定席。

 B席まで良く埋まっている。自由席もこの辺りだと結構混むので、下手なのぞみより乗っているような錯覚を覚える。グリーン車はさすがにお客さんが少ない。
 自由席ならせいぜい三島あたりまでで結構降りるのだが、指定席。今日は埋まったまま。皆さんどこまで行くのだろう。静岡だと683Aの後に発車する527Aが先着なのである。
静岡で少々降り、浜松でも少々降りるが代わりに乗ってくる人もいるから、見た目にはあまり変わった様子が無い。

 検札で差し出されるのが切符ではなくバウチャーの人もいて、どうやらぷらっとこだまの利用者が混ざっている様子。なるほどとは思うが、電源席を確保できないのなら、こだまの普通車、自由席でいいやと思う。新幹線の普通車も満席だとやっぱり辛い。
 5分、6分と待避を繰り返し、豊橋まで2時間。普段ならとっくに出先に着いて、切り干し大根煮ている頃なんだけどなぁ。

 豊橋では頑張って3分乗換え、ホームライナーなんて列車に乗ってしまう。頑張って乗りたい列車でもないのだが、ここを頑張ると帰宅が15分ぐらい早くなるもので仕方が無い。

 がら空きの373系に揺られる。まるで閑散期のムーンライトながらに乗っているかのような雰囲気だが、睡魔に引き込まれるとまた帰宅が遠のくので眠らないように頑張る。そのために310円を払ったようなものだった。
 豊橋から小一時間。ホームライナーのおかげで20分弱早く出先に到着。さすがに疲れて、今から明日の準備なんてとてもとてもと思っていたのだけど、家に入ったら気が変わる。
 ご飯を今日中に炊き上げるのは無理だが、明日の朝炊けるようにタイマーしておけば何とかなる。味噌汁はなめこならすぐに出来るだろう。ひとまず朝は何とかなる。昼はご飯だけでも持っていけばだいぶ違うと思っていたのが、卵焼きぐらいは何とかなるだろうという気になってくる。それなら冷凍庫にあるシュウマイと詰め合わせれば体裁だけは辛うじて整う、と。
 実際やってみたら20分少々。だいぶ手抜きだが、出来るものだねぇと思う。ちょっと自分を褒めたくなった。