朝の気配で目を覚ます。まだ5時前。さすがに早くもう少し寝る。最後は目覚ましの音で目が覚めた。こちらの時間で5時半。というとかなり早いように思えるが、日本時間なら6時半。普段より少々早い程度だ。
 台北は乗り継ぎのための滞在で今日は朝の飛行機で移動である。早い目に空港に戻るので早起きとなった。荷物は解いていないからその点は楽だが、妻の身支度なんかがあるからそれなりに時間がかかる。

 空港の向こうから太陽が顔を覗かせた。何だかんだと今日も良い天気になるのだろう。
 ホテルの料金に朝食が含まれているので食べてゆく。朝食会場、やたらと日本語が聞こえる。日本人が海外に出掛けるシーズンではあるけど、さすがに多すぎると思う。みなさん、トランジットなんでしょうかねぇ。 

 意外と充実した内容で、ついつい長居をしてしまう。コーヒーまでゆっくり飲んだら時間が押してしまった。部屋に戻って慌てて、最後の支度。ホテルのチェックアウトは7:15。

 空港へ向かう。昨日は第二ターミナルからだったので近かったが、今日は第一ターミナル。少々距離があったがそれでも10分ぐらいで空港到着。チェックインとなる。

 今日乗るのはキャセイパシフィック航空。まずはキャセイの本拠地である香港へ飛ぶ。飛ぶのだが、

 搭乗便であるCX403。1時間25分遅れて10:30の出発に変更、だそうだ。他の便は定刻なのだが、この1便だけ、遅延。理由は不明だが、昨日の桃園。香港からの便がキャセイも香港航空も軒並み遅れていたから、昨日の香港、何かあったのかも知れない。
 前に2便あるのでそちらに振替もお願いすれば出来るだろうが、特に何も言われなかったのでそのままで行く。最終的な行程には影響無いので問題ない、と言うことなのだろう。
 手続き終了。時間まではラウンジに引きこもる事になる。これならホテルでもう少しゆっくり出来たなぁと思いつつ出国する。

 ラウンジに到着。ちょうど8:05の便が搭乗を開始した所だからか、ほとんど人がいなかった。ここで3時間近くを過ごす事になる。

 軽く牛肉麺。先ほど朝食を食べたばかりだし、この後は機内食が控えているのだが、桃園のキャセイラウンジは今回が初めての利用なので、ついつい手を出してしまった。
だいぶ時間があるので昨日の恥辱をまとめておく。昨日の恥辱がある程度公開できたのはありがたい。

 定刻10:20の後便にも先に行かれた後で、ようやくCX403、香港行きの搭乗が始まる。

 第一ターミナルの搭乗口、免税店が並ぶその途中に突然「B5 国泰航空 CX403 香港」なんて案内があって、何かショッピングセンターの一角から飛行機に乗るような、そんな感覚を覚える。実際には、ここから1階下がったところが搭乗待合室。

 待っているのは、4発機。予約したときはB777-300。中近距離用のリジョーナル仕様だった筈。よく見ると、B747-400がそこにいる。