【今日の駅弁】四季の二段重 ¥930 株式会社自笑亭

 久しぶりに自笑亭の売店に寄ったら、新作があったのでお買い上げ。春の限定商品のようで正式な名前は四季の二段重ね(たけのこ)である。

見た目には安っぽい印象だけど、よくよく見ると名前の通り二重膳。中身は 

 こんな感じになる。()付のたけのこに満ち溢れた春の膳。結構良く出来ている。また食べてみたいし、この夏バージョンも期待したい。
 ビールも合わせて買ったからホームライナーがビアホールライナーに化ける。一週間溜めた恥辱を片付けつつ、ビールに口を付ける。

 手元にあるのは300系引退記念缶。300系もこの3月で完全に引退である。
 300系のぞみが登場したのは1992年。自分が高校生の時だったから良く覚えている。まぁ登場した時よりもその年の5月にモータを落として緊急停止した事の方が印象深く、立ち往生した列車を空撮したニュース映像は今でもはっきり覚えている。
 2001年ぐらいから出張で東海道新幹線を頻繁に使うようになった頃には700系が登場していたから、全盛期、という訳ではなかったけど、ひかりは300系、こだまも適当に乗ると300系が多かったから本当にお世話になった。
 この1年も東海道を行き来してきたけど、いつの間にか300系に乗る機会も減った。そしてこの3月で引退となる。自分と共に歩んで来た、と言うのは言い過ぎだろうけど、やはり、ありがとうと言いたい。
 それにしても、自分も歳を喰ったんだと改めて思い知らされる事になる。  

 リクライニングシートで1時間弱。静岡に着く。ここまでは実に順調だったけど、その先がダメダメなのがこの乗継パターン。接続列車で先に行っても仕方ないのだけど、

 ひとまず先発の電車に乗る。三島ゆきの4両編成。立客が少々目立つ程度の乗車。清水までにはほぼ全員着席となり、東へ向かう。
 富士で身延線の乗り換え案内は身延行き。所定であれば下部温泉ゆきだが、内船からバス代行の身延止まりとなっている。9月の台風、自分も名古屋で足止めを喰ったのだけど、以来続く身延線不通の影響。でもこの3月で復旧するそうだ。
 電車は三島どまり。乗ってきた電車は折り返し沼津から御殿場線に入る国府津行きだそうだ。東海道線をまっすぐ熱海まで行く電車は30分ほど待つ事になる。その間に買い物だけ済ませる。
 やって来た電車で丹那トンネルを抜けると熱海。ようやくラストコースとなる。接続の東京行きは15両編成。前の方のボックス席はがら空きなので、静岡以来途切れていたアルコールを再び投入する事になる。

 まずは軽くビールを1本。飲みきった後は

 ウィスキーの小瓶が登場。ダメ人間真っ逆さまの体だが、コーラで割って飲む。だんだん濃くなるのはご愛嬌。
 戸塚まで1時間少々。腰が痛くなるには少々の猶予があり、酔いでダメに成り下がるほどの距離でもない。ちょうど良いところで切り上げとなる。ここからは地下鉄。24時前、久しぶりに横浜の自宅に到着。