【今日の駅弁】さがみ弁当 ¥1,050 株式会社大船軒

 大船軒は積極的に新作を投入する業者で、今日覗いた中でもいくつか食べた事のない駅弁が見て取れる。その中の一品を購入。ちょっと高価格帯で、大船駅で売っている分には絶対売れないだろうが、観光地の熱海であればストライクの価格帯には違いない。


 小ぎれいにまとまった中高年向けの一品、と行った所。上手にまとまっていて、これを持って新幹線に殴り込んだら結構いい線いけそうな気がする。最も、強欲な某社が絶対に許さないだろうが。
 お弁当を食べている間に東京行きの普通列車が出て行き、その直後に静岡方面から普通列車がやってくる。こちらが折り返しの島田行き。3両しかないが、18きっぷのシーズンから外れているから空いている。折り返しの島田行きもがら空きで、お弁当を食べ終わってからでも十分席を確保できる。

 211系3両編成がこの先、頑張る。
 東京方面から15両の普通列車がやってきて乗換客少々。席が一通り埋まる程度の乗車となる。最も、真ん中の車両を選んだからこの程度で済んでいるのかも知れない。
 30分少々を熱海で過ごして更に西に向かう。三島と沼津でお客さんが入れ替わる。富士山が見えてくる区間だが、相変わらずぼんやりした景色なので今日は顔を出してくれない。シートの暖房が効き過ぎるぐらいに効いていて段々と眠くなってくる。
 岳南鉄道連絡の吉原も身延線連絡の富士も気付かなかった。興津も覚えていないから結構寝ていたのだろう。清水の停車で目覚める。もう15時近い。横浜を出るときは、清水の市場でお昼を食べてみようかと思わなくは無かったが、それならばもう少し早く出てくるべきであった。勿論熱海でご飯を済ませたから先を急ぐ。
 乗換は静岡で。10分後の静岡始発浜松行きに乗る。 

電車は6両に増える。夕方だとそれでも立客大勢だろうがまだ15時過ぎだから立客少々で済む。席は一杯になったが、それも焼津まで。
 島田の辺りで余裕が出来たからパソコンを出して地獄の更新をしてしまう。掛川の辺りでネットに接続してぱっとデータを上げると一仕事終わった気分になる。
 余裕を持って浜松へのラストコース。
 西に向かうにつれて日が射すようになってくる。既に低い西日の時間帯。斜光線の中を貨物列車とすれ違う。後に続くのは今時珍しい有蓋車。2軸が刻む世話しないリズムで明日からの仕事を思い出す。
 浜松に16:36の到着。接続列車は

 10分後の岐阜行き。その後が新快速の米原行きだそうだ。2本続けて豊橋以遠行きというのは珍しい。
 先発の岐阜行きに乗るつもりだったが、先に次発の米原行きが来る。その後が岐阜行き。この列車はどうやら掛川始発。乗客を載せてやってきた。なら後の電車にしようと決める。がら空きのクロスシート車の姿を見て、ふとビールがアタマをもたげた。

 結局お買い上げ。浜松駅在来線の改札内にサッポロは売っていないから駅近くのコンビニまで脚を伸ばした。勿論時間に余裕があるから成せる技。
 静岡方面からの列車がやってくる。接続時間は10分。今日は熱海で30分、静岡で10分、浜松でも30分弱を費やしている。時刻表をしっかり確認して、浜松17時発の新快速を狙うという主旨で動けば30分は遅くても大丈夫だったかも知れない。
 17時ちょうどの新快速が静岡西端を掛ける。立春も過ぎて季節は確実に春に向かっているからか、17時を過ぎてもなかなか暗くならない。静岡県内はしっかり明るいまま、最西端の新所原を過ぎてゆく。
 豊橋到着。列車は直通。稀にこんなのがあるのは知っているが、偶然に当たると嬉しい。とはいえ切符は豊橋までなので車内精算。通しで買うと5000円弱だが、4千数百円と言った所。お昼の弁当代にもならなかったが、まぁ、良いや。帰宅すると18時半過ぎ。
 今日の夕食兼明日の夕食を作っておく。洗濯も済ませた。一応週明けの準備、出来たような気分になる。