暑苦しさに目覚めるとまだ6時前だった。窓を開ければ涼しい風が入るだろうが、それ以上に道路の騒音も入ってくるから辛い。暑苦しいが寝る事にする。
 結局目覚ましで起き出す。6月最終週の二日目。何か疲れがどっと出るような朝だが、仕事は容赦なく始まるから出かける。大して働いていないけどゆっくり休みたい気分で満ち満ちている。
 とてつもなく暑い。昼休みに食堂へ行く時の外。あまりに暑く重たい空気に動く気分を削がれる。小学校か中学校の国語の教科書に出てきた小説の中に「ゼリーのように重たい空気」なんて一節があった事を思い出す。
 午後は打ち合わせがありもう一度、外へ。これも気分が重たい。打ち合わせは夕方まで。席に戻って議事録をまとめると夕暮れの時間。まだまだ暑い中を帰宅する。家ではさすがに冷房を使う事になる。