手当二題

金曜日の朝。平日5日の勤務は久しぶりなので一週間が随分長く感じたがようやく週末だ。何時もの時間、今日は若干早めに会社へと出掛ける。
 今いる席は午後から日が差す。5月も下旬。まぁまぁ暑いから午後になると結構暑苦しい。そろそろ半袖が欲しくなる時期だ。席に座ったままの仕事は苦痛。正直定時間が待ち遠しかった。
 出向元の会社、人事の人から電話がある。面識は無いが出向関係の担当者。申し訳なさそうに単身赴任に伴う別居手当の手続きが間に合わなくて支給が6月からになると。こちらとしては確かに横浜との行き来で何かと入用ではあるけれど、今現在深刻に金欠な訳ではないから、まぁ良いですよと軽く流しておく。
 やるべき事はやって帰宅する。
 出向元の会社から封筒が届いている。中身は給与明細と書類。出向手当についてなる書類だ。出向元より出向先の営業日数が年間3日多くまた1日の勤務時間が15分長い。その差分に割増賃金単価を乗じたものが出向手当。金額にして2万少々。そんな話しは全く聞いていなかったから全く持って棚ぼた状態。貰えるのはありがたいけど、通知がこの時期か。遅いというのが先か、律儀と言うのが先か。
 今日は出先に滞在。横浜に帰っても妻は今日から海外に出掛けている。両親に続いて妻と身内が相次いで海外に。正直、羨ましい。