シーサイドラインが戻った

 寝る前に一通り、通勤経路の運転予定を確認する。するとシーサイドラインの運転が朝に限って言えば通常に戻ることが分かる。それならば朝出掛けるのは先週より遅らせても良いかも知れない。
 明けて火曜日。6時半前の起床だからだいぶ遅くなった。雨の中、駅へ向かう。放射能がどうのとか、全く気にならないと言えば嘘になる。チェルノブイリの時も暫くの間、雨にあたるなと言われた事を思い出す。まあ、概ね大丈夫だろうとは思うのだが、用心するに越したことはない。

 何時もより混んでいる南太田の下りホームに現れたのは11運用1649編成。電車の中も普段の朝より混んでいる。浦賀まで先着と言う電車に八景まで揺られる。待避が無いから意外と早い。
 八景の駅で乗り換え。シーサイドラインの高架が海を貫く景色。内海だからまずは大丈夫なのだろうが、ここで津波がくれば逃げ場がないなあとちらっと。最近は今地震がくればブロック塀が崩れるなあとか、そんな事ばかりが頭をくすぐる。

 4〜5分毎のほぼ定時に戻った朝のシーサイドラインはさほどの混雑では無く、久しぶりに座って会社まで。普段より少々早い程度の時刻。このぐらいがちょうど良い。
 仕事が始まる。気温が上がらず暖房は使っていないから本当に寒い。ブルゾンを一枚余計に着て、さらに足廻りが寒いから一枚巻いて、とそんな調子。自宅も冷えるが容量が大きい分、冷えた会社は本当に寒い。仕事が終わらないから残業したのだけど、本当はさっさと帰りたかった。
 帰りは杉田廻り。土日ダイヤのシーサイドライン京急の杉田接続はまるでダメダメなのがよく分かったが、このままだと杉田からの回数券が余ってしまう。意識して使いざるを得ない。
 杉田で徒歩連絡。すっかり暗くなった商店街の向こう。踏切の音が聞こえる。杉田の商店街を歩くといつもいつでも京急の踏切の音がして、いくらでも電車に乗れそうな気になるのだが、ホームに上がると妙に待たされたりする。今日はそれがまもなく電車がやってきた。これから深夜帯に向け電車の間隔が開く時間。概ね10分毎の普通車が11分になり15分になるまさにその時に助けられた様子。

 やってきたのは69運用820編成。しかも新町先着だった。考えていたよりも10分以上早く帰り着く事になる。