目覚めてみると6時前であった。昨夜は帰宅が遅かった事もあって寝るのも普段より遅く、従って睡眠は4時間ほどでしかない。もう一眠りすれば出来そうだが、何となく寝付けず、仕方ないので起きあがることにする。土曜日の朝、久しぶりの一人の朝。
 午前中は京王線を撮りに行こうかと思っていたがなぜか面倒に思えてきて見合わせる。洗濯と掃除でもするかなぁ。ひとまず朝食だ。冷凍庫の中にある有り合わせのほうれん草にエビ、野菜室に合ったキノコ類は先週コストコで買った分の残りだ。それを油炒めにしてみる。味付けは塩胡椒だなと粗挽き胡椒を振ったら間違って中身が全部出た。エビとキノコの胡椒和えになってしまった。。。パンに挟んでサンドイッチ風は悪くはなかったけどやはり胡椒が多過ぎる。
 洗濯に掃除。メールの整理。家に一人で居ても結構やることがある。午後からは本格的に出掛けるのだが、時間をしっかり決めかねていたから、ついつい遅くなりがちになる。結局13時を過ぎた頃、家を出ることにする。スーツケースを転がし南太田の駅。目的地へどうやってゆくかきちんと決めずに出てきたが乗換案内を眺めてふ〜んと思って選んだルートはまず、

 19運用1465編成で横浜まで。乗り換えたのが12両快特


 65H運用1731編成と1473編成のペア。品川からさらに

 57H運用1129編成。トンネルの向こう側。目指すは成田空港である。荷物の大きな人が目立つがこれはみんな羽田帰りのお客さんらしい。押上で先程の快特崩れ青砥行きを追い抜く頃には荷物の小さなお客さんばかりになる。
 北総線に入る頃に眠気を覚える。そういえば今日は朝早かったのだった。寝ておいたほうがいいだろうと少し居眠り。目覚めると成田湯川の待避だった。車内見渡すと既に15人ぐらいしかお客さんがいない。空港利用客らしい荷物の大きなお客さんがほとんどだから本来の役割を果たしているのだろうけど。
 スカイライナーに追い抜かれてこちらも動く。さらにJRとの併走区間でNEXと絡み合う。横浜を13:59に出発した33号だ。その差14分程度でしかなく、ここまでなら決して遜色はないのである。ただ残念なのが根小屋の待避10分。せっかくNEXを追い抜く勢いで突っ込んで、30秒ほどはジリジリ抜きに掛かったのに、最後は減速が入って思いっ切り置いてゆかれた。

 「当追い抜き施設で時間調整」と案内されて待つこと10分。「大変ながらくお待たせ致しました」の案内でようやく動くとまもなく空港第二ビル。横浜からは1時間50分ほど。
 成田空港の第二ターミナル。今日は1階到着階の端っこへとゆく。

 普段は縁の無い成田空港国内線ターミナル。ちょっとした行列が見えたから意外と混んでるなというのが第一印象。カウンタで第一声「お帰りなさいませ」というのに面食らったけど考えてみるとこの時間帯、海外から帰国客が各地に向かうのが普通だな。自分はこれから出発ですけど。
 持って来た荷物は預ける。そしてクラスJにアップグレードしてもらって保安検査へ。さほど混んでいないからすぐに通過してラウンジに。国内線のラウンジだから大した事はない。ビールサーバがあって、ウィスキーがあって、ソフトドリンクがあっての普通の国内線ラウンジ。

 ビールにおつまみ。同じ成田のJALのラウンジなんだけど国際線とはずいぶんな違いだ。