ダイヤ改定見聞 検分

 週末の二日目、適当な時間まで寝ていたら9時を過ぎてしまった。今日は京王線を撮りにゆくが、一番中途半端な時間である。ひとまず朝食。久しぶりに自分で作る。実家が送ってくれた大量の野菜を食べ切るべく、キャベツやら大根を部隊チゲに仕立てて頂くともう10時。いいや、午前中はゆっくりしよう。
 お昼前になって出かける。京急線は今日からダイヤ改定。以前は10分に2本走っていた普通車が減便している。
 以前は時計も時刻表も見ないで適当に出掛けていた。5分に1本ではなく10分に2本だから運転間隔が偏っていて、本当は時刻表を見るべきなのだけど、間隔があく方の電車は南太田待避。何分か前にホームについて待っているから、使う方の感覚からすると、電車が待っているか、いなくてもすぐに入ってくる。そんな印象だった。勿論、来た電車がすぐに動くか動かないはという問題は別だけど。
 今日からは電車が10分来ない時間がある。今からだと

12  00 10 13 20 30 33 40 50 53

 であり、概ね0分で13 33 53分の3本はオマケみたいな感じ。まもなく12時になるところだったので12:10の電車を狙って出掛ける。駅の近くまでくると上り電車、2000型がゆっくり走ってゆくのが見える。エアポート急行らしい。あんなにゆっくりなら通過しないで止まってくれと言いたくなるほど。
 改札口にポケット時刻表があったから貰う。「お待たせしました」の一言が添えられたのは嬉しいが、中身は嬉しくない。

 12:10の電車。7運用は1521編成。10分空いた後の4両編成という冷たい仕打ちの第一段。弘明寺と井土ヶ谷のお客さんはエアポート急行が拾うと思われ、10分空いての4両でも良いのかなと内心思わなくはなかったが、乗ってみると

 意外と席が埋まっている。ガッカリである。やはり減便する以上はせめて6両で揃えてほしい>普通車
 せっかくなので品川までゆく。先ほど南太田で快特を待避してきたから横浜で待ち時間が空く。その間に次の普通車がまた4両で現れる。

12:00 横浜でエアポート急行 及び 快特に接続
12:10 接続なし
12:13 横浜で快特に接続 快特は蒲田で品川からのエアポート急行に接続

ということは品川へも羽田へも13分-7分というパターンになっている。しかも00分の電車は品川最速ではないから品川へは20分毎と言っても良い。

 一駅の視点から全てを語るべきでは無いけど、一利用者として使う使わないの判断材料としては十分。今後のことはよく考えなくてはいけない。


 ようやくやって来た快特。73SH運用は1033編成と1525編成のペア。増結車に座れる。新町、子安、鶴見と普通車を抜く。川崎でも待ってた。逆に言うと普通車しか止まらない駅の利用者は大変だろうなぁ。
 六郷土手を過ぎたあたりで徐行。高架新線に差し掛かった。マンションのベランダがすぐ目の前に過ぎてゆく。直上で高架工事が出来る京急ならではの光景。蒲田に到着すると車内の人も何人かきょろきょろ。再び真新しい高架を走って平和島の手前で徐行、元の線路に戻る。路盤が落ち着けば減速もなくなって当たり前のように高架を走るようになるのだろう。
 品川到着。12:45。南太田から35分ほど。横浜-品川が20分少々なのに、この所要時間は少々不満だ。新宿に出るべく山手線に乗り換え。