JN2322 JA002C SAAB340B TJH→ITM

 そろそろ時間になる。保安検査が始まっていたからチェックを受けて制限エリアに。帰りの便の乗客、25人ぐらいだろうか。優先搭乗が始まる。子供連れ、お年寄り、上級会員に加えて非常口座席の人も対象だそうだ。荷物の収納に時間が掛かるから、らしい。

 先程と同じ機材に乗り込む。デッキに大きく手を振り返す人がいる。ふとみると見送りの横断幕が掲げられてる。三月は別れの季節だけど、小さな空港だからこそ眺められた景色かも知れない。
 全員が乗り込み10:10、Doorclose。エンジンが一つ一つ廻り出すと照明と空調が生き返る。伊丹までの飛行時間、30分だそうだ。エマージェンシーデモが行われ、10:13、Taixing。生憎展望デッキの見える席ではないけど横断幕の人たち、一際大きく手を振ったに違いない。飛行機は滑走路端へと向かい、一番端っこでUターンする。
 居住まいを正した。
 エンジン音が大きくなる。機体は動かないまま震え始める。なおエンジン音が大きくなる。機体はいよいよ震えを増す。辺りの乗客が不安そうに顔を見合わしたその時、ブレーキが解放された。不調和音を奏でていたエンジンは一瞬音が低くなる。そして背中を押されるかのような感触と共に機体は一気に加速する。滑走路の中程、機体は何も無かったかのように浮かび上がる。10:15、Take off RWy19。
 浮かぶと先程も喰らった気流に翻弄される。揺れ揺れ揺れ。円山川を眺める所で一瞬の落下感。早速「気流の関係で揺れております、揺れましても安全な飛行には差し支えございません」とフォロ。今度はどんどん上昇して行く訳で、じきに揺れは収まって行く。10:21、ベルト着用サイン消灯。

伊丹到着は10:50予定と案内された。

 左側の窓からなら天橋立が見えるかも知れないが、右側の窓には平凡な丘陵が続く。その間にまずはキャンディの配布。自分たちの所では
「往復でのご利用、ありがとうございます」
と軽くジャブ。
 マップの配布があって、お子さま向けのおもちゃサービス。そして記念搭乗絵はがきを配ろうとしたところでベルト着用サイン点灯、10:29。残念時間切れとなった。伊丹の天候は晴れで気温は16℃と案内される。山がちな景色が失せてきて郊外の団地が見えてくる。その境目でガタガタと軽く揺れた。飛行機は茨木を越え、淀川を越えてなお南へと向かう。どこかの山が見えて田舎びてくると前方後円墳なんてものまで見えてくる。奈良まできたのか?と思ってみていたら向きを変えた。生駒山を越えると大阪の市内。10:43、Geardown。再び淀川を超える。軽くローリングを喰らいながら降下。遠くに太陽の塔を望みつつ、10:47、Landing RWy32R。5分ほど早着の案内。10:49、Spot in SP26。

 バスでターミナルへと連れて行かれ、制限エリアの外に出る。この後は時間があるから一度市内に出ようと思う。まずはこの後の搭乗便、アップグレードの依頼。今度は空席があり、並びの席でクラスJとなる。そこまで済ませるとモノレールの駅へ。

 市内に出るなら阪急電車に乗り換えて梅田だろうがそこまでの時間はちょっと無い。それこそ眺めるだけになりそうなので、モノレールをそのまま乗り通し千里中央まで行ってみた。ここで昼食を志す。
 ねぎ焼きの店があったので入ってみた。

 初めて食べるねぎ焼き。食べ方が良く分からないけど醤油を塗って食べるのが本来らしい。ちょっと焼きが甘かったのが残念。