HAC2876 JA02HC SAAB340B HKD→OKD

 今日はもう一便。飛行機に乗る。今日、5度目のHACは札幌市内、丘珠空港ゆき。先ほど、旭川からの便が若干早着気味なので到着ターミナルから出発ターミナルへ移る行程にも余裕がある。今日3度目、函館の保安検査場を通過して制限エリアの中へ入る。6番搭乗口前の待合室は比較的閑散としている。せっかくの丘珠ゆきなのにもったいないと思っていると搭乗開始となった。席を立ったのは15〜6人ぐらいだろうか。


 飛行機。スポットに待っているのは当然の事ながら先ほどと同じ機材。JA02HC。当然同じ乗務員だから「お帰りなさいませ」と迎えられる。指定した座席にひとまず落ち着く。
 今までずっとC席に座ってきたけど気分を変えようとA席をして来た。妻はB席だから通路を挟んで隣り同士、なのだけどC席にもお客さんがいる。アテンダントさんが気を使って並びで空いてた非常口席を勧めてくれた。逆らうことはないので移動する事にする。5回連続の進行方向右側だが、前だった後ろだったりするので、飽きが来る訳ではない。
 15:58、Doorclose。もうお馴染みとなったプロップの重奏が響き渡る。機内では手際良くエマージェンシーデモが行われて安全確認が続く。16:00、Taixing。バスのように身軽に滑走路へ向かう。端まで行かずにすっと滑走路に入りこむとゆるゆるとプロップ二重奏が高まって16:04、Takeoff RWy30。今日3度目の函館市内。湯ノ川を過ぎた辺りでぷいと右へと旋回する。先ほど、旭川へ飛んだときよりもちょっと手前だ。雲の隙間をくぐり抜けて、青空の広がる天上界へとたどり着く。巧いこと揺れを回避して上空へとやってきたようだ。16:09、ベルト着用サインが消灯する。ここで毎度お馴染み、飛行状況のご案内。高度4,000m。対地速度510km/hで飛行しており、丘珠空港には16:35に到着予定、とのこと。札幌の天候は小雪で気温は1℃だそうだ。

 先ほど、旭川に飛んだときと概ね同じルートを飛んでいる様子で先ほども見えた噴火湾の海岸線が見えてくる。霞が取れてちょっとくっきり。下の景色を眺めていると、僚機のSAAB340Bとすれ違う。ほんの一瞬の出来事で高度差もあるから最初は鳥が流れていったように思えて、赤い尾翼に、いまのはサーブだったかと。
 離合劇の余韻に浸っていると、函館→旭川→函館→丘珠と一緒のアテンダントさんが、手作りのカードを渡してくれた。

 新婚旅行の行きのフライトと言い今回と言い、作り手の手間が感じられるものは貰って素直に嬉しいと思う。無茶な乗り継ぎを重ねた良い記念品ができた。
 先ほど旭川からのなぞり返しとなるフライト。見ている方向が違うせいか、支笏湖が見えた。

 そして樽前山。今日重ねた5レグの中ではベストフライト、と言って良い。素敵な眺めだが、それもおしまいが近づいている。16:18、あと5分でベルト着用サインが点灯する旨、案内があって、その案内通りに16:23、ベルト着用サインが点灯する。あと10分で着陸とのこと。電子機器の使用ができなくなって札幌市内へと差し掛かる。高度を落として行くと揺れ始める。雲に入ってちょっとした大揺れ。そして札幌市街の外周をなぞるように右に旋回、左に旋回。いったん公郊外の雪原に出てそれから最終の着陸態勢になる。丘珠の滑走路が見えてきた。16:30、Landing、RWyXX。16:32、Spot in。
 小雪の舞う丘珠。お疲れさまでしたの声に送られてスポットへと降り立つ。飛行機の写真を撮っていると地上係員に「撮りましょうか」と声を掛けられた。珍しい事だしせっかくなので二人で撮って貰う。これもまた良い記念になる。

 お昼前の函館から5レグ付き合ったJA02HCとはこれでお別れとなる。自分たちは札幌市内へとでるが、JA02HCはこの後、釧路へ。そしいて釧路から千歳へとまだ2レグを残している。重々しい鉛色の世界から純白と空色の天上界へ。飛び立つのを見送る間もなく、駅前行きのリムジンバスの時間となった。

 札幌市内丘珠空港から札幌駅前へはバスで20分ほど。17時には札幌駅前まで運ばれた。丘珠では小雪が舞っていたけどこの時間帯、西日が鈍く差している。
 今日は札幌宿泊となる。ホテルはいくつか選べたのだけど駅そばの日航札幌にしてみた。札幌には何度か来てるけど駅周辺に泊まるのは初めてだ。

 ツアーでの申し込みだしたいした部屋では無かろうと思って案内された部屋。確かに北向きだったけど、それでもこの眺めは、まぁ良いんじゃないかと思う。先ほどの丘珠空港も見えている。じっと見ていれば離着陸機も分かるかも知れない。真下は札幌駅構内。部屋の位置が高すぎて手前に発着する列車が分からないのが贅沢な悩み。
まだ17時半だし、部屋に引きこもっていても仕方ないので出掛ける。大通やすすきのまで足を延ばすのは億劫だから札幌駅周辺で。それでも行くところはいろいろと。
 まずは札幌駅構内にあるというよつば乳業の直営店へ。うろ覚えのまま大した下調べせずに来たので少々迷ったが駅の地下、奥の方で小じんまりと営業していた。席は埋まっていて人気はあるらしい。喫茶店スタイルなので軽食もあるけど、牛乳屋さんの喫茶店だし、折角だからパフェを食べる。

 こんな機会でもないと食べる事、ないし。2個を2人で分けて食べられるのは2人で出掛ける際の利点の一つ。ラムレーズンはラムをふんだんに使った大人の味。カボチャは半端ない甘さが嬉しい。
 続いて北海道と言ったらやっぱり、と言うことで回転寿司に行ってみた。駅周辺でも人気店がいくつかあってその一つに。行列が出来ていてしばらく待つことになる。

 まずはビール。クラシックを頂くけど黒ラベルヱビスも選べるのは嬉しい。


 そして何品か好きなものを。回っているものを選んでもいいけど好きなものが廻って来ない時は頼んでしまうのが手っとり早いし、握りたての方が美味しい、気がする。すっかり満足して会計してみたら2人で4,000円行かない程度だから大したものだと思う。地元では回転寿司に行かないか何とも言えないけど、ネタの割に値段、安くつくよなぁと。
 朝昼がいい加減だった分、夜で補ったような形になってホテルに戻る。部屋から眺める札幌の夜景。北側だから大したことはないのだろうけど、視界を遮る建物が無い分、広々として気持ちいい、と嘯いてみる。引き続きビールを飲みながら今日の恥辱を。少々進めておいたけど疲れが廻って最後はベットにばたんと。そのまま寝てしまったのだそうだ(同行者談)