新幹線抑止 - 京王線恥辱

　午前5時前、無理無理矢理矢理起き出した。今日は出張。名古屋近郊に10時と言われているから、7時前の新幹線に乗らなくてはならない。妻も一緒に起き出す。今日から友人と旅行だそうで同じタイミングで出掛けることになる。のそのそと準備して6時前、２人で地下鉄の駅へ。妻とは横浜で分かれてこちらは新横浜まで。

　新幹線の駅は極めて空いていて、やってきた501A、J48編成も自由席、座席選び放題。車両中程の２人掛け、窓側の席に座る。ちなみに今日はカメラ、携帯のものである。いつものコンパクトはカメラ修理中の妻に代機として貸出中。
　朝ご飯をさっさと食べるともう眠る体勢に入る。小田原に着いたのは何となく覚えているが、発車した記憶は無い。一瞬、アクトシティが目に入って、その次にはもう豊橋到着の案内だった。
　客先にゆく。打ち合わせをして終わると正午前。営業と昼飯を食べるともう帰宅の途につく。また豊橋に戻る。14:43のひかりに乗れれば16時には新横浜の筈だった。
「東海道新幹線は品川ｰ小田原　停電の影響で運転を見合わせております」
　豊橋駅のスクロール。おいおい。沿線火災の影響とかで動く見通しが無いらしい。駅員に聞くと518Aは豊橋で運転抑止との事。その前、こだまは動くのだろうか。行ける所まで行こうかとも考える。でも結局こだまも抑止。「沿線火災のため、当面の間、動く見込みが立っておりません」

と。658Aが12番線にきて止まる。124Aが通過線に止まった。518A、C9編成は11番線で抑止を喰らう。恐らくこの先、小田原まで各駅満線だ。

　仕方ないからそのつもりはなかったけどビールを飲む。窓の外、在来線を貨物列車が東上してゆく。いいなぁと思いながらゴクリ、ゴクリ。
　15：30を過ぎて初めて具体的な情報が入る。概ね16時過ぎ、運転再開見込みと。やれやれと胸を撫でおろしていたら今度は「設備不具合のため、点検中」となり、再開見込みが立たなくなる。また待たされる。

　仕方ないので、もう一本買い足した。
まもなく2時間。止まっているいる間に乗客が増えて自由席、ほぼ満席。やれやれ。
　17時15分過ぎ、まずが124A、ついで658Aと到着順に動き出す。518Aも
　17:22、2時間40分遅れで動き出した。もう夕闇の迫る時間。この頃には家に帰れた筈だったけどなぁ。
　浜松で徐行が入ったところまでは覚えている。その後は寝入ってしまったが順調だったようだ。新横浜到着の案内で目覚めて身支度。ここで徐行と信号停止が入って遅れが増幅。到着したのは18:40ごろ。3時間近くの遅延となって到着。

　ホームからコンコースに降りると払い戻しの行列。これに並ぶとまた時間が掛かりそうだ。駅員に聞いたら、
１．自動改札を通過時に特急券は遅延証明事項を記載されて戻ってくる
２．出札口でも払い戻しは可能
３．他の駅。自社でなくても、払い戻しは可能
　との事。２はとにかく、１と３は知らなかった。特急券払い戻しの事項が決まったのは国鉄時代の事だから他社でも扱い可能というのは言われてみれば納得できなくは無い。１は機会がないとなかなか分からない事ではある。

　東海の遅れ、東の窓口で払い戻してくれるかなぁ本当に、と非常に心配ではあるけれどやるだけやってみよう。
　帰宅は地下鉄で。早く帰れたとは言え、なんか疲れてしまった。