2008-03-22

 今日は頑張って少々早くおきだす。グアムの6:40は日本時間で5:40。薄日の差してくるカーテンを開けると
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 太陽はまだ低く、タモン湾の海岸沿いにならぶホテルの高層階にだけ、辛うじて朝日が当たっていました。
 さて、早起きした理由は今日の行程。オプションツアーを頼んでいて、そのお迎えが8時半にくるものでして。
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 こんなお迎えのバスがホテルに来て、タモン湾沿いの各ホテルを廻った後、結構遠くまで。
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 こんな所に来ました。
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 これがチケット。
 船はお客さんを乗せると白波を蹴って湾内を沖へ。途中、船内に設置されたテレビモニタに映し出されるのはエマージェンシーデモ。15分ほどの航海の後、ようやく目的の物にたどり着きました。
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 なんと潜水艦。その名をアトランティスサブマリン
http://www.gvb.com/atlantis/ 
 何のことは無い、観光潜水艇ですけどね。とはいえ、何の準備も覚悟もなしに海の底へと潜るためには、こんな道具も必要です。ちなみにこのツアー、価格は84ドル。それが早期予約割引で76ドルになりました。今のレートで7,600円弱。まぁ、高いですけど、折角ですから楽しんでゆきます。
 潜水艦に横付けになった双胴船。二つの渡り板が渡され、二つのハッチが空きました。片方はこれから乗るお客さんのためのハッチ
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 もう片方は今まで乗っていたお客さんが外に出るためのハッチ。老若男女、いろいろな日本人が出てきて、
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 入れ替わり中へと入ります。急な梯子のような階段を降りると、艦内へ。
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 ずらっと並んだ椅子に順々に詰めて座ります。
 全員が乗り込むと、テンションの高い艦長さんの挨拶。そして日本語で注意事項の案内。船内は移動禁止だそうです。ウェイトバランスが崩れてしまうからだそうですが、何となく納得。
 そして海底へ。潜水艇が斜めになったのが良く分かり、そしてまもなく海底15メートルほどまで
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 珊瑚礁が見えています。そして辺りを行き交うのは熱帯魚。
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 大きな魚の群れが行き交います。
 珊瑚礁と魚の群れを両側のお客さんに見せるべく、潜水艦は右往左往した後、能力一杯まで潜航する。再び落ち込んでゆくような感触
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 そして海底46mへ。あっけなくやって来ました。自分で潜ってきたなら4気圧でしたっけ、確か。
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 あいにく視界が悪く、海底らしいなぁと言う事しか分かりませんでした。それでは、これから地上に戻ります。
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 浮かび上がる最後の瞬間に。潜水艦が気泡に包まれます。
 短いような海底の旅も何時の間にか40分が経過してました。ハッチから這い上がって外に出て。
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 双胴船に戻ります。潜水艦の陽気な係員が思いっきり視線をくれたあと、遠くを指差し、「潜水艦!」と。見えたのは
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 アメリカ海軍の潜水艦。
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 楽しかった潜水艦ともこれでお別れ。新しいお客さんを乗せた潜水艦はハッチを閉め潜航準備。お迎えの双胴船に再び乗って港へ戻ります。
 港へ戻り、再びお迎えのバスでホテルへ。戻ると12時近く。そろそろお昼の食事ですが、ここは予めのプランに基づいて動きます。
 まずは昨日おまけでついてきた
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 バスの乗車券を使ってタモン湾ぞいを南へ。
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 向かった先はあるホテルの中に店を構えるスペアリブのお店。通されると給仕さんがやってきて自己紹介をしたらしい。というのもこれだけ日本語の溢れた島だったのにここは英語だったからイマイチ良く分からなかったのよん。多分、「私が貴方達のお世話をするマイクです。よろしく」って感じだったと思うのだけど。
 まずはビールと思ったのですが、メニューには無し。どうやらランチ帯からアルコールを飲む人はあまりいないらしく、別にメニューを持ってきてくれました。
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 良く知らないで頼んでみたビール。小瓶で6ドルは結構な値段。
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 スープは3ドル。
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 おまけで点いてきたパン。ちょっと大味。
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 この塊はオニオンリング。ここの名物の一つだそうですが、なんとこれで6ドル。さっきのビールと同じです。トマトケチャップが付いてきましたが個人的には塩コショウをまぶした方が美味しかったかな。
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 そしてスペアリブ。付け合せはコールスローにブロッコリ。確か24ドルだったかな。
 満腹です。はぃ。日本語の溢れる島でちょっとだけアメリカに触れた気分になってお店を後にします。ちょっと買い物をしてから再びバスに乗ってホテルに。
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 午後の昼下がり。タモン湾沿いを開放的なバスで。
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 そんな中に似つかわしくない廃墟的なホテル。うっすら見えたホテル名にSOTETSUの文字があってびっくり。相鉄。こんな所でホテルやってたんですね。
 動き回るのは少し涼しくなってからにして、ホテルで少々昼寝。疲れていたのか1時間ほどぐっすり。
 そろそろ日の傾いた時刻。近くの海に出てみました。泳ぎはしないけど、まぁ折角なので。
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 昨日訪れた恋人岬の方を眺めて。
 だんだんと日が傾いてきます。
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 雲が出ているのが少々残念ですが、それでも太陽が沈んでゆくと
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 太陽、空を赤く染め抜きました。すっかり暗くなるまで海岸線に。1時間少々いたでしょうか。さすがに暗くなったので、ホテルに戻ります。
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 タモン湾沿いの道路。夜になっても賑やかですが、それにしても日本語の看板が目立ちます。
 ホテルに戻る。ホテルは明日チェックアウトだけど搭乗便は早朝便。迎えのクルマは早朝と言うより深夜1:50にやって来る。従って今晩チェックアウトするに等しい。
 そろそろ片付けを始める。夕食、とも思ったけど色々買った食糧が残っているし、適当に食べている間に腹も膨らむ。じゃぁ、いいや。
 早い目に寝ておけば多少はいいのだろうと思ったけど、だんだん時間が中途半端になってきて、眠るのは諦めた。