JO703 JA735J B777-300 NRT→BKK

 今日からタイに行く。
 うちの会社は5年に一度、リフレッシュ休暇と称して一週間の連続休暇を貰える事になっている。入社10年を経た私は今年、二度目のリフレッシュ休暇を頂いたのだが、いい機会なので、親兄弟を誘って海外旅行をする事にした。兄弟は兎に角、親は結構いい歳なので、今年のリフレッシュ休暇を逃すと5年後のリフレッシュ休暇のとき、一緒に海外旅行に行けるかどうかは定かではない。そんな訳で、貯めたマイルを思いっきり放出する。折角の機会なので、4人分の特典航空券をビジネスクラスで。合計24万マイル。「お兄さん、頑張りました」って感じ。
 行き先をタイにした理由は割愛させて頂くが、とにかく今日からタイに行く。そんな訳で、新宿から成田エクスプレスに乗った親兄弟と東京で合流。
 成田までは1時間。
「取引先の人に今日の話ししたけど、相手がマイル貯めてる人で」
「ん?」
「凄いねぇって」
「ん?」
「マイル貯めるためにわざわざ乗る人が居るんだってねぇ」
「へぇ」
「マイルのために乗る人の事を修行って言うんだって」
「で何十回か乗ると、優遇が受けられるようになるんだって」
「……」

 家族にはカミングアウトしていないだけどなぁ

「マイル貯めるために羽田と沖縄を往復するんだって」
「……」

 っーか、マイル修行ってそんなにメジャーになったのか????
 ばれているのか、ばれていぬのか定かではないけど1時間ほどで成田空港に到着。出国はさほど混雑しておらず、出発までの時間はラウンジで過ごす。ファーストクラスラウンジは入れないので、サクララウンジへ。
 
 ファーストクラスラウンジよりも広いので、居心地は悪くない。
 食事は済ませていたけど、折角なので食べて見る。
 
 スープとカレー。 
 
 窓の外にはJL、JL、CX。
 15時が過ぎたので、ラウンジ御自慢のバーカウンタへ。
 
 飛行機を眺めながらジントニックを頂いてみました。バーテンダーさんと二言三言。もう一杯いかがですかと聞かれたけど、そろそろ、搭乗時刻。
 
 搭乗口に着く頃には、既に最終の御案内。待っていたのは
 
 JA735J。
 先ほども書いたとおり、最初からビジネスクラスを用意した。もしかしたら最後の家族旅行になるかもしれないというのが一つ。親がエコノミークラス症候群を気にするのも一つ。どこかに見栄を張りたいというのもあるかもしれない。兎に角、今日はビジネスクラス。予約して座席を指定するとびっくり。この機材、ファーストクラスの座席が開放されている。上級会員の権利を思いっきり行使して、ファーストクラスの座席を事前指定しておいた。指定された座席に座ったけど、広すぎてかえって落ち着かない。もぞもぞしていると先任乗務員さんが挨拶に来る。「御家族での御搭乗、ありがとうございます」って。
 16:00、Doorclsose。バンコクまでの飛行時間、6時間35分とのこと。16:03、Pushbuck。16:08、Taixing。そろそろ夕陽の時間帯、飛行機は右へ左へTaixing。16:15、Takeoff、Rwy34L。飛行機は右へ、右へ。霞ヶ浦か北浦か。水っぽい景色をながら上昇してゆく。鹿島の工業地帯。次第に地上が霞んでゆく。窓の外、九十九里浜から南房総へ。順調に高度は稼いでいるようだけど時
折の揺れのせいか、ベルト着用サインが消えない。
 窓の外に伊豆大島らしいシルエットが浮かんだ、16:31、ようやくベルト着用サインが消灯した。早速、オシボリが配られる。
 
 窓の外は霞みか何か。島影が辛うじて分かる程度の視界。時々揺れるなら、ドリンクサービスが始まる。揺れの中でのサービス。アテンダントさんは大変そうだ。

 ドリンク、おつまみ。アミューズ。まだ時間は早いけど、食事の準備が始まった様子。メニューが配られ、リクエストを訊ねられる。窓の外にはまだ御前崎。リクエストを聞きに先任乗務員さんが廻ってくる。今日は和食を選んでみた。前回の香港往復時は魚と肉、洋食を選んだので。
 まだ夕食にはうんとはやい17:10、不意に食事が運ばれてくる。

 これにご飯と味噌汁。海苔の佃煮もつきました。周りを見ると比較的年齢層が高かったせいか、和食を選んだ人が多いみたい。先ほどラウンジで色々と頂いてきたばっかりなのでなんですが、お酒と一緒に頂きます。
 食事が終わるとデザート。恐らくタイ人のアテンダントさんがワゴンで廻ってきて、「フルーツ盛り合わせかケーキのどちらかを選択」と言うので、ケーキを頂いた。

 コーヒーカップ。取っ手が左側に向いているのは、自分が左利きな様子を見ていたのか、どうか。でも、前も左だった気がするので、やっぱり見ているのかもしれません。謎ですけどね。

 乗務員がリキュールなんてものを勧めて廻る頃には日が傾いて。夕陽を浴びた羽田行きらしき飛行機が一機、また一機、すれ違ってゆくのを眺めながら飛行機は日向灘の上空から沖縄のほうへ。

 いい加減、日も暮れてきました。でもまだ18時過ぎ。目的地、バンコクに着くのは日本時間で23時。
 ちょっと恥辱を綴りながら日本酒を飲んでみようと。タイ人のアテンダントさんに頼んでみましたが
「どうされますか」
 と聞かれて、口あんぐり。
 熱燗とか、人肌でって言ったら通じたでしょうか。トニックウォーターで割ってくれと言ったら割ってくれたでしょうか。
 すみません、ヘタレなので「ストレートで」って頼んじゃいました。
 出てきたのは

 普通に日本酒です。

 食事もひと段落ついて機内は消灯。寝なさい、と言いたげな雰囲気。まだ19時前ぐらいなんですけどね。飛行機は奄美の西側を飛行中。
 今度は、

 せっかくなのでカップの蕎麦を。
 一通りまとめるまで1時間ほど。時刻は19:45すぎ。その間に飛行機は

 日本を離れて、針路を西へ。窓の外、大きな星が幾つも見えている。上空じゃなくて真横に。日本国内を飛んでいる時には見られない景色を暫く眺める。でも、

 結局日本酒。再び「どうされますか」と聞かれてしまう。やっぱりどう答えたらよいものか。

 飛行機は南シナ海を西へ。西へ。流石に飲みつかれたか、気が着いたらzzz
 目覚めたのが先か後かは分からないけど、目の前にアイスクリームを置かれている。機内の照明は元に戻っている。時刻は21:50。もう1時間ほどで着陸となる。

 飛行機は

 既にインドシナ半島へ差し掛かる。あと50分で到着する旨、案内が流れた。バンコクの天候は晴れ。気温は29℃とのこと。入国用の書類の書き方なんかも流れて、そろそろ店じまいの雰囲気。
 ベルト着用サインが点く前にと思ってお手洗いにたっておく。前方へ。手を拭こうとして

 布のタオルですね。紙ではなく。後方のお手洗いに立ったときは布だったから、これはファーストクラス仕様。こんな所にも差が出るんだなぁと妙に感心。
 席に戻る。ナビゲーションマップ。高度は既に5,000mを割り込んでいて、いよいよ着陸。先任乗務員さんが挨拶に廻る。22:35、あと15分で着陸と案内。現地時間では20:35とのこと。時計をここで2時間ずらす。窓の外には星明りに変わって地上の明かり。22:40、ベルト着用サイン点灯。機内が暗くなると同時にGeardownの感触。時計を見ると20:47。幾筋かの光の羅列は高速道路だろうか。前方のモニタには空港らしい光が映し出される。
 20:51、Landing、RWy01L。20:58、Spot in SP G4。

 入国審査、荷物のピックアップを済ませて到着口に出てきたのが21:30ごろ。今日はホテルに入るだけ。バンコクの市内へは鉄道は通じておらず、タクシーを利用する。乗り込むとえらい勢いで走り出した。速度計は見えなかったけどタコメータは分かる。5速で3,500r/mって時速140km/hぐらいか。

 高速道路をバンコク市内へ。隣には建設中らしい高架鉄道。道路の脇に見える家々がだんだん立派になって来るとどうやらバンコク中心部らしい。高速を降りると踏切にぶつかる。どうやらタイ国鉄の北線らしい。
 ホテルに到着したのがこちらの時間で22時過ぎ。30分弱で到着した事になる。日本時間ならもう日付が変わる頃。それでも、折角なので、ホテルの前に出ていた屋台へ。
 屋台は表通りに面してますが、テーブルが並んでいるのは路地に入ったところ。

 こんな真っ暗なところで親子して麺を頂きます。

 何の麺だか忘れたけど、値段は25バーツ。

 ビールは隣のコンビニからお買い上げ。こちらも25バーツ。
 二つあわせても180円ぐらいか。物価安いなぁと。

 ナンプラーや酢漬けの唐辛子やらも。
 飲み食いに徹してしまった今日一日もようやく終わりがやって来ました。

 ホテルに戻るとシャワーだけ浴びて、まもなく就寝。