しばらく時間があるのでカードラウンジで恥辱を綴っていると名古屋からの到着便の案内が入る。ちょっと間があってラウンジの中までターボプロップの音が聴こえてきて、今度乗る機材が無事に米子へ到着した事を知る。20分ちょっと前を目安に制限エリア内へ。搭乗待合室、案外と人が待っている。名古屋行き、結構満席に近いようだ。
まず「小さなお子様連れのお客様、お手伝いを必要とされるお客様」から搭乗案内。誰も動かず、次に「スターアライアンスゴールドメンバーのお客様」の搭乗案内。これも誰も動かない。まもなく「全てのお客様」の搭乗開始。
待っているのはトリトンブルーのフォッカー50。JA8200。
席は9割方埋まる。添乗員のような人がバッチを配っており、ほぼ団体さんで占められている様子。新聞を受け取る。「東京本社」の文字があり、東京?と思ったけど地方面を見たら新潟版だった。そういえばフォッカー、新潟滞泊があったな。そんな事を思っていると11:37、Doorclose。プロペラが一つ一つ回りだした。案内が入る。JL系とは順番が違うので何時もの事とは言え、戸惑う。名古屋までの飛行時間は50分、天候は曇り、気温は26℃との事。
11:40、Taixing。機材がぐるっと廻った後、滑走路へと進む。Taixingの途中に名古屋到着は12:35を予定と案内された。11:44、Takeoff、RWy07。先ほど乗ってきた境港線の線路が真一文字に砂洲を貫く様子を眺めていると不意に雲の中に入った。真っ白になる。
雲の中のフライト、の割には大人しく上昇してゆく。ベルト着用サインが消えたので不意にかえると上空に青空が広がっている。時刻は11:50。
雲海を見下ろして、青空の下、フォッカーが行く。
機内の様子。ご覧の通り、ほぼ満席。その殆どが団体さんで占められている様子。
まもなくドリンクサービスの開始。フォッカーでは大型機と同様、ワゴンが機内を廻る。
今日はアイスコーヒーを頼んでみました。砂糖とミルクを入れないと、かなり苦め。
コップの回収が廻ってきたので、今度は絵葉書をお願いしてみます。最近は貰おうと思う事、珍しくなりましたが、でも、フォッカーのは欲しいなぁと。出て来たものは、ANA系のプロペラ機勢ぞろいと言う雰囲気のもの。ちょっとガッカリしましたが、でもA-NetのQ400に乗ってもフォッカーの絵葉書がもらえるのだと、前向きに考える事にします。
相変わらず低層を雲が立ち込めるフライト。何処まで飛んだかさっぱり分かりません。12:15、機長さんから案内。既に降下を開始しているとの事です。名古屋到着は12:45を予定との事。天候は曇りで気温は27℃、と。
単調なフライトが続き、そろそろ何か無いかなと思った頃、ベルト着用サインが点灯。12:23。これから雲の中のフライトとなるそうです。電子機器使用禁止とは言われなかったのですが、まもなく「ピンポンピンポン」と。まもなく着陸との事で電子機器使用禁止と相成ります。そのとたんに雲が切れて地上が見え始めるのが、なんとも。見えているのは津か四日市の近郊でしょうか。
木曽川、揖斐川、長良川の絡み合う広大な平野を間近に眺めると飛行機は右へと旋回。時刻は12:30。改めて着陸は12:40と案内されましたが、名古屋港を眺める12:33にはもうGeardown。12:36、Geardown、RWy18。12:40、Spot in SP1A
最後尾に座って絵葉書クレだのなんだの言ってたせいか、最後のちょっこと弄られる。最近、フォッカー目当てで乗りに来る人が増えているそうだ。で「何時までですか」と聞いたのだけどはっきりとした事は決まっておらず、とりあえず1年は飛ぶとの事。「お待ちしております」との事だけど、もう一度、乗るんだろうなぁ。成田-仙台か、北アルプスを望む名古屋-新潟なんかは良いだろうな。
ホームベースに帰って来たJA8200。
空港のターミナルまでは当然、バス連絡。で、そのバスが。
燃料電池バスだそうです。セントレアらしいと言うか何と言うか。