JN3741 JA8886 SAAB340 KOJ→KUM

 今日は回数券を二セット使っての屋久島4往復。1往復目は36人乗りのSAAB340が担当。搭乗口付近には数人しかおらずひどく空いている様子。目の前にはJA8886が出発準備を進めているところ。8時20分ごろ搭乗開始となる。歩いて機材へと。冬の屋外の留置されていた機材はひどく冷え切っている。コートを着たまま、席へと座る。
 写真:
 今日はSAAB340が屋久島まで飛ぶ。充当されたのはJA8886
 8:23、Doorclose。屋久島までの飛行時間は30分と案内された。プロペラが一つ一つ回りだし、定刻より早く、8:28、Taixing。誘導路を何時もどおり、南側へと進んでゆく。出発のピークは過ぎているので待たされる事無く滑走路へ。8:31、Takeoff、RWy34。北へと伸びてゆく九州自動車道を何となく眺めているとすっと視界が白くなる。雲の中へと入ったようだ。
 右旋回をしながら雲の上へ出る。意外とあっけない。雲海の続くその先にぴょこんと一つ、山が顔を出している。霧島連山のどれかだと思うけど、悲しいかな、山の名前が分からない。8:36、ベルト着用サインが消灯する。屋久島の到着は定刻の9:05となる見込みである旨、案内が入る。
 
 写真:雲海の上を飛ぶSAAB340
 
 写真:機内の様子。乗客は10人ちょっと。前の方は殆どお客さんがいない。
 
 写真:桜島がうっすらと見えている
 雲が少し薄くなってきた。その薄い雲を通して桜島の影が見えている。何か幻想的な光景だ。雲は再び厚くなってきて、真下に見えるであろう大隈半島を包み隠している。
 8:45、ベルト着用サイン点灯。屋久島の天候は曇り、気温は12℃との事。雲が迫ってくる。青空のフリッカー。機内が暗くなる。そして揺さぶられる。鈍く光る海。揺れながら旋回してゆく。8:57、不意に島が現れた。荒々しい海岸線を越えるとまもなく空港、8:58、Landing、RWy32。9:02、Spot in、SP2。
 
 写真;屋久島空港へ着陸したJA8886
 
 一年半ぶりの屋久島空港。こちらは新空港とか新ターミナルって話、全く無いですね。昔ながらの雰囲気。